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おっぱいをさわる5歳の娘。いつまでも赤ちゃんみたいでイラッとします

連載:子育ての悩みにプロがアドバイス ママのためのカウンセリングルーム・13 おっぱいをさわる5歳の娘。いつまでも赤ちゃんみたいでイラッとします

お母さんもお子さんの成長を願うからこそ、いらだちと焦りを感じているのでしょうね。また、周りの子と比べてしまう気持ちもよくわかります。

今回のお悩みですが、お子さんはそれが「癖=習慣」となっていることにまずは気づいてあげましょう。

私たちもそうですが、習慣になっていることを治すのは、とても大変です。これが乳児であれば、癖を治す柔軟性があるんですが、幼児(3歳~)となると、習慣を治すのに非常に苦労をします。

爪噛みや指しゃぶりなんかも同じです。「やめなさい」と、半ば強制的にやめさせると、かえって本人のストレスとなり、精神不安をさらに高めることにもなります。私たちが気づいてあげなくてはならないのは、むしろ、その子どもの背景にあるものです。

保育園というのは、社会的知識や習慣を学ぶ大切な場所。子どもたちは、小さな社会に入って、「自分のしたい事だけが通るわけではないんだ、人を思いやるってこういうことなんだ。」と、家庭では学べないことを保育園や幼稚園で学びます。

今回の相談者さんのお子さんは5歳。年長さんであれば小学校への不安、年中さんであれば、年長になることの期待と不安が入り混じった精神状態です。親の見えないところで、1人の小さな大人として頑張っているはず。その、疲れた精神状態を癒せるのは、やはり「お母さん」なのです。

保育園のお昼寝ではぐずる姿を見せないということですが、見せないというのは頑張っている証拠です。そこを認めてあげることをまずはしてみてください。

お母さんの胸=お守りであり、癒し

お母さんなりに、手を繋いだりなどの対応もしているようですね。それでも上手くいかなかった。

では、どうしたらいいのか? たとえば、お母さん自身がお子さんに向き合って、「◯◯ちゃんに、胸を触らせていると、ママのやらなくてはならないお仕事ができなくなって、とても悲しいの。◯◯ちゃんどうしたらいいかしら?」と質問をしてみてください。5歳の子であれば、きっと自分でどうしたらいいかわかっているはずです。そして、ぐっと堪えて眠りにつけた時には、「◯◯ちゃんが、1人で眠れたから、ママとても助かった。ありがとう。」と声をかけて、我慢して寝られたことを褒めてあげてください。お子さんは、自分が我慢することで、お母さんを助けられたことに、心の満足感を得るはずです。

また、お子さんが何かを触らないと眠れないというのであれば、お母さんの胸に変わる何かを一緒に探してみてもいいかもしれません。お子さんにとって、お母さんの胸=お守りや癒しという存在なのです。お子さんと、どんな物なら安心できるのかを一緒に考えて、お守りに変わる何かを製作するのも良いかもしれませんね。

冒頭にも書きましたが、習慣や癖というのは治すのが本当に難しいですし、子ども自身も相当な我慢が必要です。親が、子どもの不安な気持ちをしっかりと把握して受け止めてあげることが大切になってきます。

でも、どのようなことに関しても卒業は必ず来るものです。お母さんが繰り返し伝えていくことで、お子さんも自然とお母さんの胸から卒業することができると思います。

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河西景翔(かわにし けいと)さん・子育てアドバイザー
小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。
現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。
http://s.ameblo.jp/chloe69/

お子さんが安心して眠れる何かを、一緒に見つけられるといいですね。

子育てのこと、夫婦のこと、仕事の両立のこと。悩んだり、迷ったりしたときは、ぜひ「Hanakoママ 働くママのカウンセリングルーム」に声をお寄せください!

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宮地 理子

宮地 理子弁護士

中央大学法科大学院修了。2010年11月から3年半、沖縄県の石垣島にある八重山ひまわり基金法律事務所で所長弁護士を務める。現在は東京四谷の弁護士法人アルタイル法律事務所で医療事件、家事事件、子どもをめぐる問題などに取り組んでいる。「弁護士をもっと身近に」解決しにくいトラブルやお悩みは、お近くの法律相談センターへご相談ください。soudan-yoyaku.jp

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