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トイレを怖がる3歳の息子。保育士からオムツ外しのアドバイス

連載:子育ての悩みにプロがアドバイス ママのためのカウンセリングルーム・24 トイレを怖がる3歳の息子。保育士からオムツ外しのアドバイス

トイレでする気持ちよさが伝わるまでは粘り強く見守って

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オシッコはトイレでできても、便はなかなかトイレで排泄できないという悩みは本当によく聞きます。

そもそも、便と尿は排泄する場所が異なり、それに合わせて踏んばり方も変わります。

オシッコができるようになったからといって、すぐに便ができるようになるとは限りません。まずは、「別のもの」と考えると、お母さんも気持ちがラクになると思います。

子どもが便をする時の体制をイメージしてみてください。

スクワットをするような姿勢。何かにつかまってお尻を突き出すような形。

尿とは異なり、足元の踏ん張りで、排泄します。その排便のイメージをお子さんが掴むと、トイレで少しずつできるようになります。

足元が不安定な大人のトイレでは、踏ん張りができなかったり、おまるでは、反対に低すぎて足に力が入らなかったりと、うまく「踏ん張る」ことができずに排便できない、ということはよくあります。

大人用トイレでトレーニングする場合は、踏ん張れるように踏み台などを置いてあげると良いと思います。おまるでうまく踏ん張れない子は、便のときだけは大人用トイレと踏み台を用意して、そこに誘導するとよいかもしれません。

タイミングをつかんでいるのなら、あとは感覚です

大人がオムツ外しを焦って、トイレでの排便を促してしまうと、お子さんがストレスを感じてしまい、便秘へと繋がることもあります。

便秘は、お子さんが辛いだけでなく、時に便詰まりにより高熱が出ることもあります。

まずは、オムツで排便したいというお子さんの気持ちを尊重してあげましょう。

オムツにはきかえて便をしたい、ということは、排便したいタイミングがわかっているということ。脳がきちんと指令を出しているということです。そこまでできているのですから、後は、感覚です。

トイレでタイミングを掴んで排泄できた時には、とにかく褒めること。

「トイレでウンチするとパンツもお尻も気持ち悪くならないね。」と伝えれば、子ども自身が、「そうか!」と理解することができます。

絵本などで伝えていくことも大切ですが、その感覚や気持ちを理解するのは視覚だけでは難しいと思います。

実際にトイレで排便してみて、その気持ち良さを体感してもらう。あとは、踏んばり方の感覚が備わっていけば、自分からトイレでの排便を進んでするようになります。

早く感覚をつかんでほしいところですが、そればかりはお子さん一人ひとりのもつイメージなので、大人は介入するのが難しいんですよね。

焦らずに、長い目で見ていってあげてくださいね。

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河西景翔(かわにし けいと)さん・子育てアドバイザー
小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。
現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。
http://s.ameblo.jp/chloe69/

オシッコとウンチはまったく別のもの。なるほど、そう考えれば、オムツ外しのペースが途中で遅くなってもイライラすることが減りそうですね。

子育てのこと、夫婦のこと、仕事の両立のこと。悩んだり、迷ったりしたときは、ぜひ「Hanakoママ 働くママのカウンセリングルーム」に声をお寄せください!

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宮地 理子

宮地 理子弁護士

中央大学法科大学院修了。2010年11月から3年半、沖縄県の石垣島にある八重山ひまわり基金法律事務所で所長弁護士を務める。現在は東京四谷の弁護士法人アルタイル法律事務所で医療事件、家事事件、子どもをめぐる問題などに取り組んでいる。「弁護士をもっと身近に」解決しにくいトラブルやお悩みは、お近くの法律相談センターへご相談ください。soudan-yoyaku.jp

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