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Column 子育ての悩みにプロがアドバイス

ママのためのカウンセリングルーム・705歳の長女がかわいいと思えません。誰にも言えなくて、苦しいです

2019.01.09

ママを独占して甘えられる時間を作ってみて。ママ自身の休息も大切に

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自分が疲れていて、気持ちにゆとりがないと些細なことで我が子にイライラしてしまうことは、わかっていても、よくあることと思います。下の子どもが産まれるとより手のかかる方にどうしても意識がいきます。それは親としてあたりまえのことなのですが、上の子どもがより敏感だったり、たくさん甘えたいタイプだったりすると、無意識に我慢させていることが多くあるのかもしれません。

上の子どもは今まで、自分が一番見てもらえるのがあたりまえ、でしたから、弟や妹の誕生により、さまざまなことで葛藤があります。大きくなるにつれて、一時的に手間のかかる下の子どもに意識がいっていても自分が大切にされていないわけではない、と理解するようになります。

まだ年齢が達してない場合、また感受性の高いお子さんの場合は、お母さんに甘えていたい、もっと独占していたい素直な気持ちと良いお姉さんでありたいという役割を果たしたい気持ちの間で、揺れています。

おかあさんに何か言いたくなるのは、お姉さんらしくありたいという責任感かもしれませんね。弟さんにあたるのも、もっと私を見てほしい、甘えたい、というサインなのでしょうね。兄弟姉妹の関係では、上の子どもに対する心のケアが大切になります。

1人ずつの時間を大切にする、独占して甘えられる時間を作ると関係性が良くなることが多いようです。

何かイライラして、関係性がうまくいかないときは、ママの息抜きが一番。一緒に楽しい時間を過ごすのが一番ではないかと思います。

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星山麻木(ほしやま あさぎ)さん・保健学博士・音楽療法士 こども家庭早期発達支援学会会長
明星大学教育学部教育学科教授、日本音楽療法学会認定音楽療法士。行政や教育委員会と連携してさまざまな地域の子育て支援、サポーター育成、早期発達支援、ワークショップの開発、療育や特別教育の実践を行う。音楽療法とムーブメント療法を組み合わせたワークショップは、障がいがあるなしにかかわらず、誰もが楽しめ、親子が一緒にリラックスできると人気。NHK Eテレ『ハートネットTV シリーズ 発達障害の子どもたちとともに』、『すくすく子育て 発達障害?と思ったら』に監修出演。著書に『あなたへのおくりもの』(河出書房新社)、『障害児保育ワークブック』(萌文書林)など。
新刊『この子は育てにくい、と思っても大丈夫』(河出書房新社)が出ました!
http://hoshiyama-lab.com/

子どものタイプを知っていると、子育てがぐっと楽になる。「星と虹色な子どもたち」の動画を公開中

https://www.youtube.com/channel/UCS0VDSDSUTCpBeOIZ9_7ikw

下の子に手がかかるとママの負担が一気に増えてイライラしてしまうもの。一度ゆっくり休息をとることで、上のお子さんとの関係も変わるかもしれませんね。

子育てのこと、夫婦のこと、仕事の両立のこと。悩んだり、迷ったりしたときは、ぜひ「Hanakoママ 働くママのカウンセリングルーム」に声をお寄せください!

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