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子どもの心の声を聴こう。「ゲームと生活に関する実態」初調査!【気になる!教育ニュース】

2019.12.31

大学入試改革、プログラミング、英語教育 。教育の世界が何やら騒がしい。この……コーナーでは、最近気になった教育関連のニュースをピックアップして紹介します!

第3回 子どもの心の声を聴こう。「ゲームと生活に関する実態」初調査

young man playing game on computer, banner
E-Sports. A Boy Playing A Strategy Video Game. Steam Community. ESports Club, banner

ゲーム時間や頻度をコントロールできない日常生活の中で何よりゲームを優先してしまう悪影響が出ているのにゲームをやめることができないこの3つの症状が1年以上持続しているとゲーム依存。

昼夜逆転してまでもゲームに没頭してしまう。学校が冬休みの今の時期も、その危険は大いにあります。

そんなゲーム依存の子どもがあなたの周囲にもいませんか?WHOがゲーム障害を依存症と認定したことを受け、国立病院機構久里浜医療センターが10代、20代を対象に「ゲームと生活に関する実態」を初めて調査。11月27日に公表された結果によると、18.3%が平日でも1日3時間以上、また休日には12%が6時間以上もの時間をスマートフォンやパソコンでのゲームに費やしていました!

ゲーム時間が長いほど依存症傾向が強く、学校を休みがちになり、視力の低下を招いたり、生活面や健康面、日常生活全般に悪影響が。ゲーム時間と依存症との相関関係が、今回初めて数値により証明されたのです。

今回の調査対象は10代、20代ですが、その約半数が幼児や小学生の頃からオンラインゲームを始めていた、というのも耳目を集めるに値する結果ではないでしょうか。

私の周囲でも学校を休みがち、遅刻しがちな子どもが増えていること、彼らが家ではゲームをしているらしい、ということをたびたび耳にします。歩きながら、自転車に乗りながら、満員電車の中、スマホを操作し続ける大人たち。大人だってやめられないのなら、子どもの自制心に期待するのは酷な話。
子どもをゲーム依存から守るのは親の責任だと、痛感せざるを得ません。

また、ゲームに熱中しすぎる子どもは、過剰な受験勉強、いじめ、といった辛い現実を背景として持っている場合が多いそう。
現実の世界に居場所を見つけられない子どもが、ゲームの中に自分を認めてくれる居場所を見つけてしまう。ゲームは、現代のハーメルンの笛吹きなのかもしれません。

ゲームだけを悪者にする前に、親として、子どもの心のSOSに耳を傾けてきただろうかと胸に手を当てて考える必要がありそうです。

参照サイト
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112700704&g=soc
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52662670X21C19A1CC1000/

中村 亮子

中村 亮子 (なかむら・りょうこ)ライター

1971年東京都出身。中央大学法学部法律学科卒。転勤族と結婚し、全国を転々と旅するような生活を送る中、偶然の出会いに導かれ、フリーライターの道へ。家族は夫と息子が二人。趣味はピアノ

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