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第13回 フィジー人は何を食べるのか? 〜フィジー料理をレシピに加えよう〜

連載:世界でいちばん幸せな国フィジーの最「軽」量育児 第13回 フィジー人は何を食べるのか? 〜フィジー料理をレシピに加えよう〜

フィジーには主に2つの民族がいます。1つはもともとの先住民であるフィジー系の人たち。全国民の6割弱を占めています。もう1つがインドから労働移民としてやってきたインド系の人たちです。4割弱ほどいます。

フィジー系とインド系で食生活が異なっています。

インド系の方々は皆様の予想どおりですが、主食はカレーです。ラムカレー、ヤギカレー、オクラカレーなど、多種多様なカレーをロティとともに日々食べています。

ではフィジー系の方々はどうでしょうか。今回の記事では皆様に馴染みの薄いであろうフィジー料理についてお伝えできればと思っています。

フィジー人の主食はイモ類(キャッサバやタロイモ)です。

特にキャッサバは苗木を植えておけば、あとは放置していても勝手に育っていくので、多くの家庭の庭で栽培されています。観光業中心のフィジーでは、コロナ禍になって失業者が激増しましたが、家庭菜園(自給自足)がさらに普及し、いちばん人気なのがキャッサバです。

そして、フィジー料理の最大の特徴は「ココナッツミルク」を使っている点です。フィジー料理でいちばん有名なのは「ココンダ」という料理です。ガイドブックなどではフィジー風刺身と表現されており、日本人の舌にもとても合うものです。

タイやシイラなどの白身魚をぶつ切りにし、30〜40分程度、冷蔵庫内にてレモンでマリネしておきます。柑橘系の酸が魚を下ごしらえします。その後、ココナッツミルクに浸し、みじん切りした玉ねぎ、細かくカットした小ネギ、細かく切ったトマト、カットしたトウガラシなどをお好みで加えて、軽く混ぜ合わせ、塩と胡椒で味付けして完成です。

フィジー風刺身ともいわれるココンダ。日本人の口にも合う

醤油で食べる日本の刺身とは違って、ココナッツ風味で適度な酸味が効いたサッパリとした食感が口の中に広がります。ビーチ沿いで食べれば南国感も堪能できます。

フィジーへお越しの際、一度は試して欲しい一品です。また、ココンダのようなメインディッシュ以外にもココナッツミルクを活用します。たとえば、アフタヌーンティーの際などによく食べられている「ロロバン」。

フィジー人のアフタヌーンティーに欠かせない ロロバン。見た目は肉まん

「ロロ」とはココナッツミルクのことを意味しており、ロロバンは「具のない肉まん」のような感じです。大きめのボールに、小麦粉とブラウンシュガーとドライイーストを入れて、手で混ぜ合わせて作ります。ボールに少しづつゆっくりとお湯を注ぎ入れ、スプーンでかき混ぜながら生地が形成されるまで続けます。

生地ができたら、バターを手に塗り、生地の一部をつかみ取り、円形のバンに形を整え、鍋の中に置きます。その上からココナッツミルクをバンが覆われるくらいまで注ぎ入れ、鍋に蓋をして、30分ほど弱火で調理します。

オシャベリが大好きなフィジー人たちは「ロロバン」と砂糖たっぷりのTEAをセットに休憩時間を楽しみます。

世界でいちばん幸福度が高いと言われるフィジーですが、実は大きな社会問題があります。それは糖尿病です。

人口10万人あたりの糖尿病による死亡数は世界2位です(国際統計格付センターのデータ。世界172カ国が対象で、日本はさすがの168位)。

食生活だけが原因なのではなく、肥満に寛容な文化であることも影響しています。太っているほうが男性は「頼りがいがある」、女性は「セクシー」に見られる傾向も強いためです。ある日本のテレビ番組の企画で「森三中の写真集は、ぽっちゃり女性がモテるというフィジーで売れるのか?」というのがあり、実際に売れていました。

私なんかは痩せ型の日本人のため「もっと食べないと!」とフィジー人の同僚たちから怒られたりします。「日本人はダイエットが強制なのか? かわいそうに……」と言われることもあります。フィジーでは「太ったね」と女性に伝えることが褒め言葉だったりもします。日本とは真逆だったりするので、なかなか難しい点もありますが、価値観の違いが楽しくもあります。

さて、日本にいながらもネット上でフィジー料理の作り方は紹介されていますので、ぜひ日本の食卓でもレパートリーを増やすべく、挑戦してみるのはどうでしょう。レア感があって喜んでもらえるのではないでしょうか。

Information

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いま思えば、あれが人生のターニングポイントでした。

『人生、このままでいいのか?』

ふとしたときによぎる疑問。
でも、ひとり会議は難しい。
人は弱くて、サボるから。

立ち止まって考えるには「伴走者」が必要だと知っていた。
でも、それすらもサボっていた。
重い腰を上げてコーチを探した。
そして、私の人生は停滞を脱出した。

そんな体験を味わってもらうべく、「ふたり会議」をはじめます。
この15年間、人生のターニングポイントにある留学生たちと対話し続けてきました。
『思考整理人』として、皆さんにとってのレバレッジポイントやボトルネックを探求し、人生の一番ピンを発見していきます。

きっかけになることは必ず「ヘンなこと」です。
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永崎裕麻

永崎裕麻ライター

大阪府生まれ。神戸大学経営学部卒業。二児の父。ライフスタイルをアップデートする英語学校カラーズ校長(https://colors-fiji.jp/)。南の島のゆるい空気感を日本社会に届けるべく「南国ライフスタイルLABO」(https://peatix.com/group/7241168)というコミュニティーを運営。内閣府国際交流事業「世界青年の船2017」日本ナショナル・リーダー。2019年からはフィジー・デンマーク・日本の世界3拠点生活(トリプル・ライフ)を開始(現在はコロナで休止中)。100ヵ国を旅した経験を生かし、講演家やライターとしてフィジーから発信活動を続けている。著書:『世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論』(いろは出版)。amazon.co.jp/dp/4902097982

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