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4人目出産してから初! わが子たちと丸3日離れて、群馬県富岡市に女ふたり旅へ

連載:4回目の育児 - fourth time around 4人目出産してから初! わが子たちと丸3日離れて、群馬県富岡市に女ふたり旅へ

「アサコちゃん、ダメ元なんだけど……」

ヘアサロンantiに20代から通い続けて、もはやかぞくのような存在になりつつある美容師かおりちゃんから、ある日突然LINEが届きました。「ん? なんだろう?」と文面に目を落とすと、なにやら群馬県富岡市の美容のワーケーションツアーがあって、お泊まりなんだけどいっしょに行かない? しかもタダ! とのこと。

え……タダ!? 行くーーーー!!!!

と、鼻息荒くふたつ返事で返信したら、「子どもたち大丈夫?」と逆に心配されて笑っちゃったけど(笑)、夫に相談するとこれまた「いいじゃん、行ってきたら~!?」と快く背中を押してくれて、おそらく4人の母になって初めてわが子たちと丸3日間離れて、かおりちゃんと女ふたり旅に出かけました。

さて、わたしたちが参加したのは、観光庁の域内連携促進事業の一環として群馬県富岡市が計画をしたモニターツアー。これから近畿日本ツーリストで実施する予定の「テレワークしながら心も体もきれいになる」というコンセプトのツアーを”実際に体験してみる”という試みです。なので、旅行代金は無料、ただしツアー実施後にA4・2枚程度のアンケートに回答することが必須条件ということで、個人的には「なんならA4用紙5枚でも書きます!」と、かなり前のめり気味に参加をさせていただきました。そして実際本当に、わたしとかおりちゃんはA4用紙2枚じゃぜんぜん足りないくらい、富岡の魅力をめいっぱい体感することになるのです。

世界遺産になった富岡製糸場。お昼は製糸場目の前の「はや味」にて富岡名物の”おっきりこみ”を。

参加者は都内近郊に住む働く女性が20名ほど。世代も職種もバラバラで、普段ほぼ家族としか旅に出かけない私にとってはかなり新鮮でした。初日は、世界遺産にもなった富岡製糸場へ。午後はシルクを使った美容のワークショップに参加して、そのあとは各々が気に入ったカフェでテレワーク。とはいえ初めての富岡市、せっかく来たんだから……と、どうしても観光メインにはなりがちなんだけど、だからこそ、集中力アップで効率よく仕事に向き合おうと思えるのが旅先テレワークのメリットなのかも。

さて、美味しいものもたらふくご馳走になりました。その昔、養蚕農家で作業に手一杯だった女性たちから手早く大量に作れるということで広まった”おっきりこみ”といううどんや、富岡の名物というこんにゃく料理の数々(なんと、富岡にはこんにゃくパークというテーマパークもあるらしい!)。やっぱり糖質ゼロ、低カロリーで罪悪感なくモリモリ食べられるのって嬉しいですよね。個人的にはこんにゃくの天ぷらと、酢味噌でいただくさしみこんにゃくがとっても気に入りました。うちでもマネしてみよ~っと!

大正元年創業の老舗割烹「よろづや」にてお昼ごはん。お料理はもちろんのこと、趣きある空間がステキだった!

それから、初日の夜はホテルに隣接するゴルフ場でみんなでワイワイ星空鑑賞したり、2日目は朝からかおりちゃんとお散歩。近くにとってもすてきなグランピング施設があって、思わず宿泊客を装って外のデッキでまったり過ごしたり、日中は漢方のワークショップ、テレワークも少しして、夕食は地元の食材をふんだんに使ったフレンチ! 富岡のキーパーソンたちをお迎えして意見交換会も開かれました。宿にたどり着く前にシルクを使ったフェイシャルエステも体験して(ね、本当に盛りだくさんでしょ!?)この日も余すことなく富岡を満喫したのでした。

妙義グリーンホテル&テラスのグランピング施設。ふだんテントを張るキャンプが多いけど、こんな空間で過ごすのも楽しそう〜

迎えた最終日。もう十分ツアーを堪能したと油断していたら、ここからまたディープな出会いが待ち構えておりました(笑)。私たちが2日目に宿泊した「蔟屋(まぶしや)」はふるい古民家をリノベーションしたとってもすてきなお部屋で、置いてある家電も、檜のお風呂も、シャンプーやリンスまでもがセンスあるセレクト。かおりちゃんと二人でしきりに感動していたんです。そしたら、そのオーナーさんが富岡の町を盛り上げる第一人者と判明。”洋品店いりやま”の入山寛之さんです。チェックアウトのためにお店に行くと、誰よりも笑顔が眩しい男性がいらっしゃって、彼が入山さんだとすぐに分かりました。となれば、移動時間まで入山さんと立ち話。蔟屋を立ち上げた経緯をお聞きしたり、短い時間だったけれど温かい人柄に魅了されて一気に大ファンになりました! 東京に戻ってからも、気になって入山さんの活動の数々を追ってしまう日々です。

富岡のまちなかにある古い二軒長屋をリノベーションして出来たまちやど、蔟屋。またぜひ訪れたい!

たまたま富岡に向かう行きの新幹線の中で「あさこちゃんって普段どんなふうに旅の行き先決めてる?」ふと、かおりちゃんに聞かれる場面がありました。んーー、そうだなぁってあらためて考えてみると、故郷の浜松をはじめ、気仙沼、長野、金沢、京都、福岡、宮古島などなど、行こうと決める場所には必ず『会いたい』と思う人がいることに気づきました。”その土地に根付く人と一緒に町を巡っておいしいお酒を呑む”  それこそがわたしの旅の醍醐味だなぁなんて思っていたら、今回のツアーでも”また会いたい人”にたくさん出会えてしまった……なんて幸せなんだろう。

洋品店いりやまの入山さんをはじめ、このツアーを企画された近畿日本ツーリストの牛込さん、奥貫漢薬局の中田さん、よしおか農園の藤間さん、といと編集のほしなさん、社会教育館の小菅さん、観光協会の方々、富岡の魅力をめいっぱい伝えてくださり本当にありがとうございました。きっとまたすぐに、今度はお留守番だった夫と子どもたちも連れて遊びに行きます。

ちなみに、最後に余談。この3日間、わたしの中に「怒る」という感情が一瞬たりとも生まれることがなかったのが衝撃でした。来る日も来る日も子どもたちに雷を落としまくっているので、3日間怒らないなんて果たしていつぶりだったんだろう……。自分が本来はおだやかな人間だったんだと気づけてよかったです(笑)。ま、帰宅して3分後くらいにはそっこー怒っていたけどね……。

Asaco

Asacoモデル

モデル・4児の母。1978年静岡県浜松市生まれ。2018年5月に4人目を出産し現在、2男2女のママ(12歳、10歳、6歳、2歳)。モデルとして、ファッション&ママ雑誌や家族でCMに出演。夫婦でケータリング業「マフィオ」を展開、最近はキャンプ好きが高じてママキャンパーとしても活動。さらに、母目線でこどもにまつわるコラムを執筆したりと、子育てをしながら多方面で活躍中。instagram.com/hiratoko_asaco

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