働くママのウェブマガジン

Column 4回目の育児 -fourth time around-

0歳から11歳の子育てで見えてくること【asacoの「4回目の育児 -fourth time around-」】

2019.02.05

この連載は……
モデルとして雑誌やCMに出演するいっぽう、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとしても活躍中の asacoさんの連載。実は5月に4人目のお子さんを出産したばかりのasacoさん。4人目育児ってどんな感じ? 家族の関係は変化した? 家事やお仕事は? などなど、にぎやかな家族の日常を綴ります。


vol.12 「0歳、5歳、9歳、11歳」4人を同時に子育てするからこそ見えてくるもの

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年齢の違う4人を子育てしていると、それこそ日々様々なシチュエーションに遭遇するものです。

上2人の時は歳が2つしか離れていなかったので、常に似たような状況を過ごしましたが、1人目と4人目=11歳も年齢幅がある今は、そのギャップに思わず面食らうことも多々あります。

例えば先日、4月からついに6年生になる長女の保護者会へ出席した時のこと。小学校では3学期最初の保護者会で次年度の役員決めがあり、毎年その瞬間ならではの緊張感を何とかやり過ごして今に至るのですが、5年生の親たちは来年我が子たちが卒業を迎えるにあたって、学級代表に加えて卒業対策委員も選出しなければならず「特別ピリピリした雰囲気になるはずだよ」先輩ママたちから事前にそう聞いてはいたものの、想像以上に心も体もヘトヘトになったという…。

さて、その足で5歳のすいちゃんを迎えに保育園に向かった私は、そこで予想外に衝撃を受けることになります。「お母さん、おかえりなさ〜い」先生からやさしく声をかけてもらって、部屋の奥からは「ママ〜!」とニコニコ顔のすいちゃんが駆け寄ってくる。その光景がそれまでの時間とあまりにギャップがあり過ぎて、思わずズッコケそうになったのです(笑)小さな子たちが大勢でわちゃわちゃとお部屋で遊んでいるのだから、そりゃー騒がしいしカオス感満載。それでもその全てに癒しを感じた自分がおかしくって、思わず一人吹き出してしまったのでした。

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数日後には、また別のシチュエーションでハっとした事が。今度は保育園にて保護者会があり、先生からのお話のあと保護者同士で日頃の悩みを相談し合う時間がありました。

登園後、パパママと別れるのが寂しくてまだまだ泣いてしまうんです。
好き嫌いが結構あって、食が進みません。
手洗いうがいをしてくれません。
下の子に手を出してすぐに喧嘩になります。
年長さんになって、反抗期が始まって毎日荒れています。

などなど、皆さんため息混じりにお話してくださいました。私も既に3回幼児の子育てを経験しているので、もちろん頷ける内容ばかり。5歳のスイちゃんが今まさに直面している事だってあります。なのですが、現在小5女子、小3男子も絶賛育児中な私には、どの悩みも心から”かわいい”と思えてしまうことに気付いたのです。途中とあるママさんに4児の母としての助言を促されたものの、大して気の利いたことも言えず、、、スミマセン。。

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年齢様々な3人ですが、歳の差関係なく仲良く遊ぶ姿を見ると、やっぱり嬉しくなります。

でも改めてアドバイスするとすれば、レベルに大小はあるにせよ、正直まだまだ同じような悩みは数年付きまといます。さすがにパパママとのお別れに泣くことはありませんが、むしろ小3の息子なんて「行ってきます」「ただいま」も言わず、家族は玄関のドアがパタリと閉まる音で彼の出入りに気付くという…。

それはさておき、小学生になった今も正直似たような状況で四苦八苦する日々は変わりません。(手洗いしなさい!喧嘩しなーい!など、いまだに毎日叫んでいますし。)すなわち子供って思った以上にいつまでも手がかかるものなのです。そして、それが分かった瞬間に、私は「今」を頑張りすぎる事をやめました。長い目で見てプラスマイナスゼロになればいっか。それくらいの気持ちに切り替えたら、子育てのハードルがグっと下がって精神的にとても楽になりました。一人目で毎日必死に我が子と向き合っているママたちを見ると、ついお節介と思いながらもこの話をしてしまう私。それも、かつて子育て初心者だった自分が、先輩ママのリアルな声にたくさん励まされたことを思い出す故なのかもしれません。

11歳、9歳、5歳、3つのレイヤーに、新たに0歳新生児というレイヤーが加わった我が家。こんな時期は今しかないと分かっているからこそ、手放しに可愛くて可愛くて仕方ないのが4人目のかぜおくんです。そもそも、今0歳児を育てているママたちと、また赤ちゃんの話をリアルにできる日が来るとは思ってもいませんでした。そして、上3人の我が子たちが得意げに弟のお世話をする姿なんかを見ると、数年前はキミたちも小さな赤ちゃんだったのにね〜と思わず頬が緩んでしまいます。4つのレイヤー同時進行だからこそ、子育てが面白く楽しく思える瞬間。もちろん大変なこともたくさんあるけれど、母になってそんな今が一番好きだなぁと、しみじみ感じる私です。

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asaco(アサコ)

モデル・kitutukiディレクター。1978年静岡県浜松市生まれ。現在、2男2女のママ(11歳、9歳、5歳、0歳)。モデルとして、ファッション&ママ雑誌や家族でCMに多数出演。また、第一子の出産を機にママ向けワークショップの開催や、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとして活動。さらに、夫とケータリング「マフィオ」を展開するなど、子育てをしながら多方面で活動中。現在は、2018年5月出産の第四子の子育てに奮闘中。

Instagram : hiratoko_asaco

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