働くママのウェブマガジン

Column 4回目の育児 -fourth time around-

悔しさや感動、たくさんの思いがつまった一大イベント!小学生チームの運動会【asacoの「4回目の育児 -fourth time around-」】

2019.06.11

この連載は……
モデルとして雑誌やCMに出演するいっぽう、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとしても活躍中の asacoさんの連載。実は5月に4人目のお子さんを出産したばかりのasacoさん。4人目育児ってどんな感じ? 家族の関係は変化した? 家事やお仕事は? などなど、にぎやかな家族の日常を綴ります。


vol.21 「サプライズに悔し涙、運動会で感じたこと」

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一年に一回の一大イベントが今年もやってきました。それはすなわち、小学生チームの運動会。6年生になった長女りねんにとっては小学校生活最後の運動会で、4年生の息子ざいざいと2人で参加するのも今年で終わりなのかと思うと、始まる前からしみじみ。朝から家族みんなのお弁当を(ほぼ夫の政治くんが)バタバタと仕込んで、いざ出発。今年はどんなドラマが待っているのだろうとワクワクしながら学校へと向かったのでした。

さて、今回は早々に予想外の事態が発生しました。「100メートル走、りねん多分6人中4位くらいだと思う…」運動会前の練習を経て 自らそんな風に言っていたので、特に何の期待もしていなかった徒競走。とは言え、りねんの番がやって来たら 一応ゴール前最前列に移動して、動画もちゃんと納めようとアイフォン握りしめて。応援体制バッチリで構えていたら、「よーい、ドン!」と走ってきたりねん、なんと1位でコーナーを曲がり切って直線に入ってくるではありませんか!「ギャー!!!りねーーん!頑張れーーーーッッッ!!!!!」と無我夢中で声を張り上げると、追い上げてきた2位の子をなんとか振り切って1位でゴール! もう、私は興奮しすぎて、右手に握りしめていたはずのアイフォンをゴールの瞬間にぶん投げてしまいました(笑)無意識に「ヤッターーーーッ!」って両手を挙げてしまったんですよね。。。アイフォン持っているのを忘れてバンザイするとか、ホントすみません。周りのパパママはみんな失笑していたし、政治くんにもりねん本人にも相当呆れられたけれど、でもあの感動はすごかった!なんせ、6年間で初めて勝ち取った一位。そして、私自身小さい頃から短距離走がめちゃくちゃ苦手で今まで一位のテープを切ったことがなくて、ある意味生涯で初めての経験だったのです。

なんだか、思いがけず すんごいプレゼントをもらったような。りねん、感動の瞬間をありがとう!

さて、お次はざいざい。彼の場合は「今年は1位になれそう」と毎年良さそうな結果をほのめかしておきながら、実際ビリとか、ビリ2位とか、後ろから数えた方が早いじゃん!とズッコけるパターンが多発していたので、今年も「1位になれると思う」と言っていたけれど軽く流していたら、「よーい、ドン!」と走ってきたざいざい、なんだかいつにも増して動きが固い、、、もしかしたら、りねんがまさかの1位をとった事がプレッシャーになっていたのかもしれないけれど、そのまま結果振るわず…残念!

ただ、例年なら負けても特に何もない息子なのですが、今年は少し心配に思うことがありました。

相撲好きが高じて、2年生からざいざいが参加している世田谷区開催の「わんぱく相撲大会」。初めての年は軽い気持ちで出場して1回戦だけはなんとか勝利したのだけど、3年生の時、まさかのベスト8まで勝ち残り、普段特に勝ち負けを意識することがない彼にとって「勝利」した事がものすごく嬉しかったようで。その気持ちのままに 今年も勝つ気満々で出場したら、1回戦で負け、敗者復活で1勝するも、その後すぐに負けてしまって。
初めての挫折ばりに猛烈に落ち込んで、ずっと下を向いて顔を上げようとしない我が子に、私もなんて声をかけていいのか分からず…。もしかしたら、今回も同じように意気消沈しているかもなぁと思ったのです。

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ちなみに、こちらが相撲大会で敗退した後のざいざい。しばらくずっとこんな感じでした、落ち込み過ぎですよね〜(笑)

そしたら案の定、政治くんが落ち込んでいる息子を見かけていて(笑)私は結局、運動会のプログラムが全て終わってからざいざいと再会、とりあえずさらっと「80m走残念だったねー」と言ってみました。すると、「うん」と小さく頷いて、ママと一緒に帰りたいから待ってて〜、と。その後2人になって、特に大きくその話題にはならなかったのだけど、ふとした瞬間に「…来年はがんばろ。ママ、オレ、もう気持ち切り替えてるから。」と、そんな風に言うではありませんか! なんと言うか、彼なりに悔しさをバネに前を向く強さを手にしたのだなぁと思ったらとても嬉しくて。「そうだね!来年楽しみにしてるからね!」胸をジーンとさせながら、そう息子に伝えたのでした。

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運動会当日は5月なのに真夏のような暑さでした。そんな中、かぜおくんも頑張ったー!

数年前はあんなに小さかったのに、と言う「小さい」基準が我が家はリアルにかぜおくんだったりするので、小学生になったみんなが運動会で立派に競技をやり遂げる姿には ただただ感動するばかり。今年も思わず涙がこぼれそうになる瞬間がたくさんありました。そして、我が子の応援にあれだけ興奮してしまう、自分の意外な一面に気付けたのも一つ大きな発見だったなぁ(笑)

さて、来年はまたどんなドラマが待ち受けているのか?!ピカピカの1年生になったスイちゃんが初めて迎える運動会だけに、成長を感じて目頭を熱くしている姿が今から容易に想像できる私ですが、、、とにかくどれだけ興奮しても決してアイフォンだけは投げ飛ばさないよう、十分に気をつけたいと心に誓うのでした。

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全力で頑張る姿、かっこよかったよー!りねん、ざいざい、感動をありがとう。
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asaco(アサコ)

モデル・kitutukiディレクター。1978年静岡県浜松市生まれ。現在、2男2女のママ(11歳、9歳、5歳、0歳)。モデルとして、ファッション&ママ雑誌や家族でCMに多数出演。また、第一子の出産を機にママ向けワークショップの開催や、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとして活動。さらに、夫とケータリング「マフィオ」を展開するなど、子育てをしながら多方面で活動中。現在は、2018年5月出産の第四子の子育てに奮闘中。

Instagram : hiratoko_asaco

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