働くママのウェブマガジン

Column 4回目の育児 -fourth time around-

敢えて作らない!ちょっとくらい手を抜いても大丈夫。これまでの経験が活かされた4人目の離乳食

2019.08.22

この連載は……
モデルとして雑誌やCMに出演するいっぽう、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとしても活躍中の asacoさんの連載。実は5月に4人目のお子さんを出産したばかりのasacoさん。4人目育児ってどんな感じ? 家族の関係は変化した? 家事やお仕事は? などなど、にぎやかな家族の日常を綴ります。


vol.26 「敢えて作らない、4人目の離乳食事情」

5月11日生まれのかぜおくん、毎月11日は「今日で生後◯ヶ月」と成長の喜びをSNSでアップするのが恒例でしたが、1歳過ぎてから完全に11日をスルーするようになってきました…。
末息子、ただいま1歳3ヶ月!

4人目

あっというまに離乳食期を終えて、家族とほぼ同じメニューを食べるようになった今日この頃。そもそも、4人目にもなると、離乳食をわざわざ作ることもなくなり、今回はほぼ家族ごはんからの取り分けでやり終えました。かたや11年前、はじめての子育てで四苦八苦していたあの頃、長女のためにどれだけ離乳食に手を焼いたことか…。じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など、食材ごとに茹でて裏ごしして、製氷機に入れて冷凍。一個分を一食分として、そのつど解凍してって、やっていましたよ。あの頃がなつかしい〜
やはり直接口に入るものなので、当時の私ははじめての一口には特に慎重になっていました。大丈夫かな、ちゃんと食べてくれるかなぁ。毎度ドキドキしながら、ちいさなスプーンを我が子の口に運んだのもよき思い出。

離乳食
3人目すいちゃんの離乳食期にそろえた器など。ちいさなすり鉢をお茶碗にすると、もっと柔らかくしたいときに さっとすりこぎで潰せてオススメ。

ただ、細心の注意を払っていたはずなのに、やってしまったこともあります。生後7ヶ月頃だったでしょうか。ごはんを食べさせた後、まだ小さかった娘がみるみる真っ赤になって、食べたものを一気に吐き出したのです。あの時の、私の取り乱し様といったら!このまま死んじゃうんじゃないかって、泣きながら仕事中の夫に電話したのでした。原因は「たまご」。この月齢だとまだしっかりと茹でたものをあげるべきが、私が食べさせたものは半熟ぎみだったのです。完全に私の認識不足…。ものすごく落ち込んだのを覚えています。
その後、しばらくたまごを一切与えないようにして、1歳過ぎから徐々に食べさせることでたまごを克服した長女。保育園の給食も、1歳3ヶ月の入園時から通常食で問題なく過ごせて、心からホっとしました。あの短い期間ですら、たまご除去には相当気を揉んだので、もっと本格的に我が子のアレルギーと向き合う方々はどれほど大変なのだろうと想像します。

本
4人目離乳食期に購入した山田奈美さんの本。改めて離乳食を知るのにとてもよい一冊でした。

さて、そんな経験もして、ましてはじめての子だったので、食事はもちろん、おやつにもそれなりにこだわりはありました。できるだけ手作り、できるだけ添加物は避ける。見た目に体に悪そうな色をしたお菓子なんかは、もってのほかでした。それは2人目も3人目も試みたこと。
なのですが、、、、上3人が今一番スキなお菓子はなんと「グミ」。あの、食べ物ではないような食感と色をした、ゾっとするヤツです……。(わたしはとても苦手)普段、なるべく無添加、無農薬野菜なんかを好んで選んでくる夫の政治くんも、幼少期アメリカ生活が長かったせいなのか、グミはソウルフードだと思っているようでいつしか我が家の定番おやつのようになってしまいました。
何より問題なのは、今、食べることに興味津々なかぜおくんです。みんながグミを食べ始めたら最後、その姿に釘付け。「ママ、さすがにかぜおくんには食べさせない方がいいよね」と聞いてくる我が子たちも完全に確信犯で、小さなかぜおくんにもそのおいしさをおすそわけしたくて仕方ないのです。結果、食べたいあまり発狂するかぜおくんを横目に、「…ちょっとだけならいいよ。」と、ついOKしてしまう私。やっぱりテキトー過ぎでしょうか。
でも、正直4人目は「まいっか!」って気持ちになりがち。なぜなら、野菜好きになって欲しい、素材の味を大切にして欲しい、そんな想いであんなに離乳食を頑張ったのに、現時点で上3人の子どもたちがとりわけ野菜が好きかと言うと全くそうではなく、むしろ、好き嫌いも普通にあるからです。そして、単純に子ども4人いると、かぜおくんだけのために離乳食を作るのも正直難しかった…。基本的にかぞくご飯からの取り分けでまかなったのは、そんな理由もあってのことでした。

離乳食
家族ごはんをちょこちょこ盛ってかぜおくんごはん。白米にはお味噌汁を入れて、食べやすいかたさに。

すなわち、何が言いたいかというと、離乳食、あんまり根詰めずに、ちょっとくらい手を抜いても大丈夫ですよ!ってこと。1人目は特に神経質になりがちだけど、がんばったから好き嫌いがなくなるかといえば、残念ながらそういう問題でもありません。
でも、まだ歯も生えそろってない赤ちゃんが、もぐもぐ一生懸命食べる姿って、手放しで愛らしいもの。その期間は思った以上ににあっという間なので、マイペースにめいっぱい、離乳食期を楽しんで欲しいなぁと思います。

子ども

保育園の連絡帳に、その日の給食をどれだけ食べたか記す欄があって、入園以来、数回の「普通」以外は全て「多」に丸がつけられているかぜおくん。体はちっこいにの、フードファイター並みの食欲!キミのどこに、食べたものがおさまっていくのか、、ほんとに不思議です。

profasaco

asaco(アサコ)

モデル・kitutukiディレクター。1978年静岡県浜松市生まれ。現在、2男2女のママ(11歳、9歳、5歳、0歳)。モデルとして、ファッション&ママ雑誌や家族でCMに多数出演。また、第一子の出産を機にママ向けワークショップの開催や、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとして活動。さらに、夫とケータリング「マフィオ」を展開するなど、子育てをしながら多方面で活動中。現在は、2018年5月出産の第四子の子育てに奮闘中。

Instagram : hiratoko_asaco

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