働くママのウェブマガジン

Column あの人に聞きました

撮られる側から撮る側へ。ロンドンで映画監督コースを体験!【豊田エリーの親子留学日記・2】

2017.10.20

Hanakoママムック『子どもがぐーんと伸びる海外旅行』で、親子留学の体験談を話してくれた、豊田エリーさん。本誌には書ききれなかったこぼれ話を教えていただきました!

豊田エリーの親子留学日記 第2回「ママのお勉強編」
~2分弱の映像に感動しちゃいました!

せっかくの親子留学なので、子どもだけじゃなく、私もお勉強したい。で、いろいろ調べた結果、ロンドンの映画製作学校に行くことにしました。

シネマトグラフィー(映画撮影)コースか、監督コースか迷って、監督コースに行くことに。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
撮影風景

生徒はネイティブの人がほとんどなので、会話は当然英語。最初は、あまりしゃべれないからおとなしくしていたのですが、「あの監督のあの映画観た?」という話題で盛りあがって、急激にみんなと仲良くなれました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
クラスメイトたち。映画業界、特に作り手側に女性を増やしたいよね、と話したりしました。

とくに、日本映画が大好きという中国人の女の子とはすごく話がはずんで……。映画って世界共通なんだな~って感動。今までたくさん映画を観ていてよかったなと思いました。

語学力はあるにこしたことはないけど、それより何か一つ、得意なジャンルがあることのほうが大事かも……。

授業は、月曜から金曜の5日間で、2分弱の映像を自分で作るというハードなもの。脚本選びから、演出、撮影、編集まで、全部を一人で仕上げます。

監督をしてみてわかったこと

英語の脚本を一晩で読んで、どの脚本にするかを決め、翌日には、実際の役者さんを相手に演出をします。

どうせ学校の授業だしと甘く見ていたら、プロの役者さんがきてびっくり! しかも、「このセリフの背景を説明してくれ」とか言われて「え~!?私の英語力じゃ無理!」とパニックに。でも、「あなたはどう思う?」と逆質問して、相手が答える展開にしたりして、なんとかしのぎました。

その後の撮影では、一人持ち時間2時間なのに、私の前の人の撮影が長引いて、私は1時間半で撮らなければならない羽目に。でも、延長はしてもらえなくて……。

結局、編集段階になって、あのカットが足りない、このカットも足りない、あーどうしよう~と、すごく落ち込みました。自分が仕事で撮られる側のときは、「このカットいる?」とか思ったりしていたけど、一見意味のないような歩きカットがどれほど大事かがよ~くわかりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
編集中のようす

一夜明けて冷静になると、今ある素材で何とかしようと気持ちを切り替えて、数秒のカットをパズルみたいに組み合わせて、音も入れて、なんとか仕上げました!!

最終日は、学校のシアターで、生徒全員の作品の鑑賞会。ちょっとした目の動きとか、1秒1秒にこだわって作ったので、自分の作品を上映されたときはものすごく感動しました!

映画作る大変さもわかったし、作り手がどれだけ愛情をもって映画を作っているかも体感できてよかった。たった2分の映像でこれだけ感動するんだったら長編も撮ってみたいな。

次回は、娘のサマースクールのようすについてご紹介しますね!

豊田エリーの親子留学日記
第1回 3週間の休暇が取れたので、ロンドンで憧れの親子留学!

prof

豊田エリー

とよた・えりー 
タレント、モデル、女優。
1989年日本生まれ日本育ち。父はイギリス人。夫は俳優の柳楽優弥。
写真が趣味で常にカメラを持ち歩いている。
次に留学するときは写真を学びたい。

豊田さんのインタビューも掲載!
『子どもがぐーんと伸びる海外旅行』

https://magazineworld.jp/books/paper/5243/