
連載:キレイなママでいるために 働くママのLOVE & BEAUTY 秋色ネイルの取り入れ方、シチュエーション別コーディネート3
vol.16 市販のネイルシールも利用して! プロが教えるセンスアップのセルフネイル
9月に入り、朝夕の涼やかな風に、秋の気配を感じるようになってきました。デパートやブティック、ファッション誌では、洋服はすでに秋物一色。
とはいえ、まだまだ秋物に衣替えするには、日中暑すぎる。真夏の格好をするのもちょっと…、と毎日のコーディネートに頭を悩ませている方。
おすすめは、ネイルを秋色にチェンジすること!
爪先が、少しシックなカラーで彩られているだけで、ムリなく“秋”を取り入れることができます。
えっ、ネイル?! 面倒くさい…、
と思う気持ちも分かります。確かに毎日忙しいと、爪のお手入れやマニキュアを塗るのも億劫ですが、やっぱり爪がキレイだと気分が全然違うもの。
美は先端に宿る、と言いますが、ネイルがキレイだと少々服に手を抜いても、ノーメイクだったとしても、なぜか「ちゃんとした人」「自分を気遣っている人」に見えてくるのが不思議。それに、ネイルサロンに足を運ばなくても、空いた時間に自分で出来てしまうのが、ネイルのお洒落。
そこで今回、ハナコママ読者に向けて、セルフで簡単にできるネイルアートを「ネイルサロン RUCA」のオーナー、田中亜美さんに作ってもらいました。この秋のトレンドを取り入れた最新のデザインを、ライター安田イチオシのネイルカラーとともにご紹介します。
テーマは、ママ友とのランチ&ダンナさんとのデート。
ぜひ、実践してみてくださいね!
■ママ友とのランチ

手のネイルは…
今秋流行のネイビーを使った、リボンつき大人フレンチ
今年の流行でもあるネイビーと、去年からブームが続いている“くすみピンク”を組み合わせたフレンチネイル。マットなネイビーとゴールドのリボンがレディライクで女子ウケ大。
<つくり方>
1 くすみピンクを中指以外の爪に塗る。
2 ネイビーを、中指の爪全体、人差し指と薬指の爪の根元に太い直線のフレンチラインになるように重ねる。
3 リボンのシールをラインの上に貼り、トップコートを重ねる。
4 ストーンの部分を避けながら、ネイビーにマットコートを重ねる。


ペディキュアは…
クラシカルな印象の、アンティーク風ネイル
温かみのあるからし色をベースに、親指のブラウンネイルにのせた花モチーフビジューストーンがポイント。タイツから少し透けて見えるのも可愛い!
<作り方>
1 親指以外の爪のからし色を塗る。
2 親指の爪にブラウンを塗り、花モチーフのビジューストーンをのせ、トップコートを全体に塗る。
3 親指の爪の先端半分に、ストーンの部分を避けながらマットコートを重ねる。

■ダンナさんとのデート

手のネイルは…
薬指のストーンがジュエリーのよう。惚れ直させる上品パープル。
久々のダンナさんとのデートは、男ウケを狙いながらも、シックで品のある愛されネイル。マットで控えめにしたパープルネイルに、流れるようなストーンでアクセントを。
<作り方>
1 すべての指にパープルを塗る。
2 薬指のネイルの外側に、ストーンシールを縦になるように2つ置き、トップコートを全体に塗る。
3 ストーン以外の部分にマットコートを重ねる。


ペディキュアは…
シックなメタリックローズで色っぽさを足元にしのばせて。
深みのあるローズカラーが、大人の女の色気を感じさせるデザイン。マットコートで艶を半分抑えることで、控えめな印象をプラス。歩くたびに、ストーンがほのかに輝くのも素敵。
<作り方>
1 すべての指に、メタリックローズを塗る。
2 ビジューシールを親指の端に置き、全体にトップコートを重ねる。
3 ストーンを避けながら、S字ラインを描くようにマットコートを塗る。


【ネイルを作ってくれた方】「ネイルサロンRUCA」代表 田中亜美さん
バツグンのセンスと、数々の賞を総ナメにした高い技術力で、モデルやタレントから支持を集めるネイリスト。大人の可愛らしさと品を両立させたデザインは、OLだけでなく、ママたちからも人気。自身も中学生と小学生、2児の母。
公式HP http://www.nail-ruca.jp