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働くママのLOVE & BEAUTY産後の体型は?肌トラブルは? 世界的プリンシパルの美の秘訣【中村祥子さんインタビュー・後編】

2017.09.01

この連載は……
2人の男の子ママで、美容・恋愛ライターの安田光絵さんが、日々の取材のなかで出会った、ママにおすすめの美容ネタや、忙しい毎日のなかで実践している美と健康、そして夫婦仲良く、の秘訣を綴ります!

中村祥子さんスペシャルインタビュー Vol.2 
美の秘訣。そして、圧倒的な存在感の理由とは?

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(c) Shunki Ogawa

バレエファンだけでなく、プロのバレエダンサーたちの憧れでもある中村祥子さん。

前編では、子育てと仕事の両立についてお聞きしました。後編では、その美しさとオーラの秘密と、日本での今後の活動についてお聞きします。

安田 出産されたとは思えない、抜群のプロポーションなのですが、産後はどのように体型を戻されましたか?

中村 産後すぐにバレエのレッスンを始めたので、それで徐々に体型は戻っていきました。あとは、家のいたるところにバランスボールなどがあり、一瞬でも時間を見つけたときにはボールに乗ってストレッチをしています。

安田 さすがストイックですね! 食事はどのように気を遣われていますか?

中村 基本的に、朝はご飯と納豆を食べたり、お昼はあまり食べる時間がないのでバナナやおにぎりなど軽食、夕飯は夫と分担して用意しています。

安田 ダンナさまも作ってくれるなんて! 素敵です。

中村 彼は料理が大好きなんです。ポーランド料理やイタリアンなどの洋食が多いので、日本食は私が作っています。

安田 中村さんは、どんなものを作られるんですか?

中村 簡単なものですが…。ハンバーグ、カレー、唐揚げ、ナゲット、野菜をたっぷり刻んで入れたチャーハンやスープなど、子どもが好きなものを中心に作っていますね。

安田 お忙しい中、本当に素晴らしいです。外食のときはどうしていますか?

中村 外食もいろんなものを食べますよ。天丼やカツ丼なども好きなので、気にせずに食べています。あとは、子どもと出かけたらアイスも一緒に食べちゃいます。

安田 そうなんですね。丼もののイメージがないので意外です。

中村 主人にも「ファンの方にびっくりされるよ」と言われます(笑)。日本人は食事管理も真面目に取り組みますが、海外で食事を制限していると「何で好きなものを食べないの?」と言われるんです。単にヤセたい、というよりも「どういう体型になりたいか」という方が大切だと言われました。だから、食べたいものをガマンするよりも、きちんとした食事を摂って、身体を動かしエネルギーを使う方が効率的だという考えになりました。

安田 確かにその通りですね。単に痩せればキレイになれると思いがちですが、大事なのは自分が理想とするシルエットなんですよね。ちなみにお肌もとても美しいのですが、スキンケアはどうされていますか?

中村 普段、汗をかいていて代謝がいいからか、肌トラブルはそんなに出ないんです。特別なケアはしていなくて、基本的スキンケアのほかに、たまにフェイスマスクをするくらい。あとは、お風呂にゆっくりつかったり、疲労回復のためにお酢を飲んだりしています。

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(C)Shunki Ogawa

安田 腕や脚などのお肌も透き通るように美しいのですが、ボディケアはどのようにされていますか?

中村 職業柄、素肌を出すことが多いので、1年を通してお風呂上がりの保湿を欠かしません。例えばかかとの乾燥が原因で靴擦れを起こしたりすることがあるので、パーツもしっかりボディクリームで保湿します。最近は、ジャスミンやオレンジの香りのものが好みで、ボディケアが日々のリラックスタイムにもなっています。

安田 レッスンと日々の丁寧なケアが、中村さんの美肌の秘訣なんですね。それから、舞台を観ていてすごいと思うのは、中村さんが登場したとたん周りがキラキラと輝いて舞台全体が明るいオーラで包まれるんです。プリンシパルの方にとって、存在感はとても重要だと思うのですが、そのオーラはどうすれば出てくるのでしょうか?

中村 オーラがあると言っていただけて、とても有難いです。オーラや存在感というのは経験で培ったもののほかに、こだわりから生まれると思うんです。いくらテクニックが正確にできたとしても、ただ言われた通りに動いているだけでは何も発しない。表現者として自分自身で考えてこだわりをもつことが、内面から滲み出るオーラになるのではないでしょうか。

安田 なるほど。目に見えないものなので、急に身につけたくてもなかなか難しいですよね。でも、信念を持って、自分自身でしっかりと考えて生きている人はそれと似たようなオーラを放っているような気がします。

日本で踊ることを選んだ理由

安田 海外でプリンシパルとして活躍していた中村さんですが、なぜ拠点を日本に移されたのでしょうか?

中村 一番の理由は、九州にいる両親や仲間など、今まで支えて応援してくれた方たちに、恩返しがしたかったんです。日本で踊ることで、海外よりも身近に舞台を観てもらえる。日本でダンサーとしてのいい時期を迎えることができて、とても嬉しく思います。

安田 中村さんがバレエをやっていて良かったと思うことは何ですか?

中村 そうですね…。今までたくさんの方に私の踊りを観て「幸せな気持ちになった」と言っていただいたことでしょうか。自分が踊ることで多くの人を幸せにできるということが、私自身の幸せにつながっている気がします。

安田 私も中村さんのバレエで、いつも幸せな気分にさせてもらっています。もうすぐ世界初演「クレオパトラ」が始まりますが、見どころを教えてください!

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(C)Jin Kimoto

中村 熊川監督がオリジナルで一から作り上げた作品が、今回上演するクレオパトラです。高度なテクニックから「こんなステップをするの?」と私たちがびっくりするような振り付けもあり、ダンサーにとっても挑戦しがいのある作品です。きっと今までにないKバレエカンパニーのダンサーたちが観られるはずです。

安田 題材の主人公であるクレオパトラが有名なので、バレエを初めて観るという方にも入りやすい作品かもしれませんね! これからのご活躍も楽しみにしています。

中村 ありがとうございました。

母、妻としての顔を持つ、世界的プリンシパルの生き方【中村祥子さんインタビュー・前編】

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中村祥子(なかむら・しょうこ)

佐賀県生まれ。6歳よりバレエを始める。1996年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラーシップ賞/テレビ視聴者賞を受賞。同年より98年までシュツットガルト・ジョン・クランコ・バレエスクールに留学し、98年、シュツットガルト・バレエ団に入団。2000年、ウィーン国立歌劇場バレエ団に入団。同年、ルクセンブルク国際バレエ・コンクールで第1位を受賞。2001年に準ソリスト、2002年ソリストに昇格。2006年8月、ベルリン国立バレエ団に移籍。2007年、プリンシパルに昇格。2013年11月、ハンガリー国立バレエ団にプリンシパルとして移籍。2015年秋より日本に拠点を移して活動を開始。Kバレエ カンパニー ゲスト・プリンシパル。

(c)Bettina Stöß

安田 光絵(やすだ・みつえ)

美容・恋愛ライター。マタニティプランナー。 日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中に学生ライターを始め、卒業と同時にフリーに。25歳〜27歳まで上海に留学し、中国茶や薬膳、東洋美容を学ぶ。31歳で結婚、32歳で長男、34歳で次男を出産。産後は、雑誌やウェブ、書籍での執筆活動ほか、安産、婚活セミナーの講師を行う。最新の栄養学を生かした、子供のための料理レシピも好評。

美容&恋愛ライター安田光絵のハッピーママライフ