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ママだから撮れる、子ども写真アイテム使いがカギ。子ども写真を撮りたいイメージに近づける方法

2017.06.22

この連載は……
3・7・11歳の男の子・女の子・男の子3きょうだいの日常を、ママならではの視点で撮り続けている誉士太(よしだ)玲子さんによる、写真コラム。自然な表情の撮り方のポイントや、残しておきたい瞬間についてご紹介します。


こんにちは。

いつもは子どもたちの何気ない日常を、ありのままに撮るのが好きな私ですが、ぱしゃぱしゃと撮っていると、ここでこんなイメージで撮れたら可愛いのになぁなんて思うことも多々あります。

でも大抵は、こちらの思惑通りに子どもたちが動いてくれるはずもなく、やっぱり自然な表情を追いかけて写真を撮り続けるんですけどね。笑。

みなさんも、自分がイメージした構図で子どもたちを撮ってみたいって思うことありませんか?
わかりやすく言えば、作品づくりみたいな感じで。

先日、土手に遊びに行って、いつも通り走り回る子どもたちを撮ろうと思っていたら。
なんと一面シロツメクサの素敵な場所を発見。
娘ののんこがさっそく花冠づくりを始めました。

シャッターチャンスとばかり、いつも通り写真を撮る私。

webDSC_1932

でもせっかく可愛い花冠もつけているし、ちょっと雰囲気のある写真を撮りたいなぁとイメージがもくもくと。
「撮りたい瞬間を撮る」から「撮りたいイメージで撮る」
にスイッチが切り替わった瞬間です。笑。

実はこの場所。角度を変えてみると、さすが土手といった感じの残念な背景が。
まわりにはお花もないし、きれいな色も期待できない状況です。
普通に撮ってみるとこんな感じ。

webDSC_2007

背景にはマンションや鉄柱がたくさん。
でも、可愛い花冠ときれいな西日と、ちょっと撮らせてくれる雰囲気ののんこさん。
この条件が揃ったら、チャレンジしないわけにいかないですよね。
ここから、この条件を最大限に生かすための作品作りが始まったのでした!笑。

ポイントは「被写体との距離感づくり」と「アイテムで作る効果」です。

1)背景はきれいではないので、ぼかせるだけの距離をとります。
→のんこから少し離れて、ズームでよります。

DSC_2030

これで少し雰囲気はでましたが、まだイメージする写真とは違って。

2)まだ隠し切れない背景ときれいな光をいかすために、あるアイテムを使ってぱしゃり。

DSC_2040_r

すると構図の左上に白いふんわりしたぼけが入りました。髪も西日が透けてきれいに光を通し、背景も隠してくれています。

1)の写真にちょっと手を加えただけで、普段とは違った写真になったように思いませんか?

このふんわりした前ぼけの正体はなんと。この編みかけのシロツメクサの花。

これが今回の写真のキーアイテムだったのです。

DSC_2077_r

1)で距離と構図が決まったら、左手でレンズの端にシロツメクサを少しかぶせてみて。
そうすると、前ボケ効果で、ふんわり白いぼけを入れることができます!

これは、とにかくやってみないとわからない。笑。

三脚なしでもどうにかできるし、その時身近にあるアイテムで効果を出せるのが魅力。
その時の光の具合や、アイテムのかぶせ具合なんかによって、だいぶ写真の表情が変わってくるので、みなさんもぜひ、いろいろ試してみてくださいね。

あ、最後に注意点を1つ。
あんまり凝ったことをしようとすると、子どもは確実に飽きます。笑。
できるだけのっているうちに、たくさん撮って、イメージに近い1枚を探しましょう!

誉士太 玲子(よしだ・れいこ)

3・7・11歳の兄・妹・次男坊の母。平日はフルタイム勤務。休日は「かぞくじかん」+「かめらじかん」。愛機はNikonD7000とPanasonicGH-1。「撮りに行く」よりも「今撮りたい」という瞬間を大切に。3兄弟の日常写真を中心に。インテリア、手作りお菓子の写真など。受賞&カメラ誌掲載経験多数。

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