連載:働くママの子育てブログ 夕日を浴びた、シルエット写真に挑戦!【ママだから撮れる、子ども写真】
この連載は……
3・7・11歳の男の子・女の子・男の子3きょうだいの日常を、ママならではの視点で撮り続けている誉士太(よしだ)玲子さんによる、写真コラム。自然な表情の撮り方のポイントや、残しておきたい瞬間についてご紹介します。
木々の葉は赤や黄色に色づき、落ち葉もひらひらざくざくと。
会社を出る頃にはまわりはもう暗くて、ちょっと切なく感じる今日この頃です。
でも、この秋から冬の時期って空気がとても澄んでいて、空がきれいですよね。
特に晴れた日の夕方の空は本当にきれいに色づいて、思わず足を止めてぼーっと見てしまいます。
そんな夕日を背景に、普段とは違うこども写真を撮ってみませんか?
夕日を背景に撮影したときの特徴としては、「背景が明るく被写体が暗く写る」ことがあげられます。
表情がはっきりとうつらず、残念に思うかもしれません。
それならいっそ、存分にきれいな夕焼け空とこどものコラボを楽しんじゃおってことで♪
今回は、思い切って、シルエット写真にチャレンジしてみましょう!
難しいことは何もなく。むしろ、ふんわり逆光写真を撮るよりも簡単かもしれません♪
条件は———–
1. 太陽の方向に向かって撮影する
2. 手動で露出をマイナスに調整
3. 被写体をにかぶる背景はなるべくいれない
——————
先ほどの写真は、1の条件である夕日をバックに撮影したものです。
でも、影にしたいこどもが十分に暗くならず、空が明るくなってしまいました。
では 、こどもをシルエットにするために、2の条件、露出をマイナス(暗め)に調整して撮影してみましょう。
ほら。少しシルエット写真になってきました☆
空の色も落ち着きのある夕焼け空が現れてきました。
もう一段階マイナスで撮るともっとドラマチックに。完全に空もきれいに色が出て、こどももしっかり影になりました♪
撮影時にうまく調整できなくても、PCやiphoneであとから簡単に調整することも可能です。
その場合は、それぞれの編集機能を使って、明るさを少しずつ暗くしてみること。
↓↓↓
上の写真が、こんな印象的な色味のシルエット写真に!
次男坊、左手が「ナイス☆」になってる。笑。
最後に。
3の条件は注意してくださいね。いろいろな被写体が重なってしまうと、どれが被写体かわからなくなってしまいます。
太陽以外にはなるべく細かい背景がない場所だとすっきりとシルエットの映える写真を撮ることができると思います。
それにしても。こどものシルエットってかわいいですよね。
夕方、きれいな太陽の光がさす背景を見つけたら。ぜひ、シルエット写真にチャレンジしてみてください。
夕日はあっという間に沈んでしまうので、ここはこどもたちの気持ちをのせながら、さくっと。
もし影が少し明るくても、あとから編集すれば大丈夫。笑。
気楽にチャレンジしてみてくださいね!
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