
連載:働くママの子育てブログ 子ども服の衣替え。はじめる時期と捨てるタイミング、収納方法は?
衣替えのお悩みを解決!
肌寒い日もあるけれど、まだまだ半袖も必要。そろそろ衣替えをするタイミング?
でも、衣替えは面倒、と思っている人も多いかもしれません。ちょっとの工夫で楽になる、子ども服の衣替えテクニックを、ライフオーガナイザー®の宇高有香さんに教えてもらいました!
【お悩み1】そもそもですが、衣替えはいつごろするもの?
A. 子ども服は徐々に〈小分け衣替え〉がおすすめです!
大人の服の衣替えは年に2回でよいと思いますが、子ども服に限ってはグレーゾーンが多い。保育園ではまだ半袖だけど外は少し肌寒かったり。
なので、一気に入れ替えようとすると、失敗しがち。ゾーン分けしておき、徐々に小分けで衣替えを。
まずは、真夏のノースリーブとロンTだけ入れ替えるなど、小分け衣替えがしやすい収納を試してみて!


【お悩み2】衣替えは服を整理するチャンス! でも……捨てられません!
A. 把握できるだけの定量を決めることがまず基本です。
子ども服はおさがりをもらったり、気づくとストックが増えてしまいがち。そこで収納を増やしても把握しきれず、着ない服をもてあますだけ。
定量を決めることが、まず第一です。自分がどのくらいの量なら管理できるのか、それを見極めて定量を決めましょう。
定量が決まると、そこからはみ出す分を手放せばいいだけなので、衣替えもスムーズですよ。

【お悩み3】衣替えで子どもが着替えやすい配置にしたい!
A. ハンガーを使ってみえる収納に!
洋服はかけられるものはすべてハンガーにかけて収納すると全体像がわかりやすくなって便利です。定番のカーディガンやロンTなどカラーバリエでそろえている場合も、子どもたち自身で好きな色をみつけることができます。
ベランダから取り込んだ洗濯物を、そのままシェルフにかけるだけなので、お手伝いも進んでしてくれますよ。


【お悩み4】収納方法のコツはありますか?
A. 取り出しやすく、使いやすくを心がけて。
定量を決めることとつながりますが、ぎゅうぎゅうに収納ケースの中に詰め込んだり、押し込めたりはNG。取り出しやすく、使いやすい分量を見極めるようにしましょう。
また、すべてを子ども部屋に収納しよう、と思い込まなくてもいいと思います。使い勝手によって、家のあちこちに子どものアイテムを分散させてみると案外、ラクで便利ですよ。




[ 教えてくれた人 ]ライフオーガナイザー®宇高有香さん
モチベーションをあげる空間づくりを提案する「ウチカラ」主宰。著書に「子どもと暮らすラクに片づく部屋づくり」(辰巳出版)。