
連載:働くママの子育てブログ バタ子ママの“コーチング子育て” うさぎの気持ちになってみたら……?娘がとった「マザーズコーチング的な行動」とは
育休中にマザーズコーチングの資格を取り、ティーチャーとして活動している大澤美保さんによる連載。子育ての日々のなかで、マザーズコーチングの視点から気づいたことや実践していることを綴ります。
vol.51 マザーズコーチング的な考えが、自然と育まれていたことに感激!
東京に住んでいる私たち家族が楽しみにしているイベントがあります。
それが、2年に一度、近所で行われる「雪まつり」。
公園一帯が、姉妹都市から運ばれてくる雪でいっぱいになるんです。
そりをしたり、屋台でご飯を戴いたりと、
お友達と楽しんできました。
いつもはブランコがあるスペースを区切って作られているのが、
動物ふれあいコーナー。
中では、モルモットやうさぎ、にわとりなどが動き回っています。
「うさぎたち、あのトラックに乗ってきたんだねー。」
と言いながら目を輝かせていた娘。
列に並ぶこと数十分、私たちが触れる順番が回ってきました!
「あー、うさぎ触りたいー!」
と、娘は一目散にうさぎのもとへ。
そーっと手を伸ばして、毛をなでなでして嬉しそう。

でも、その直後にボソッと・・・
「あ、うさぎを触れたけど、ずっと座って固まってたよね。
たくさん人がいるから怖かったのかなぁ」
最近、動物図鑑が好きな娘は、
うさぎは警戒心が強い生き物だと知っていました。
それを実際に目で確かめた瞬間、“心配”モードになったのでした。
そして娘がとった行動は、うさぎを触ることではなく、「遠くから見守ること」でした。

私の方から積極的に『マザーズコーチング的声掛け』をしていた今まで。
まだまだそういう場面ももちろん多いのだけれど、
娘の中にも“多くの視点を持つ”ということが自然としみこんでいて、
今まで地道な声掛けを積み重ねてきたからかな、と嬉しく感じた一コマでした。
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