連載:働くママの子育てブログ 育て! クリエイティビティ! 誰もが一度は憧れる? あの「瓦割り」ができるんです!
息子と一緒に、年間100件近いワークショップに参加してきた津田未典さんによる「ワークショップ体験」連載が、セカンドシーズンに突入。「和」のお稽古にクローズアップし、実は子どもも楽しめる伝統文化・芸能の世界をご紹介します!
vol.28 やれるの?瓦割り!?やっていいの?瓦割り!
またまたずいぶんご無沙汰してしまいました!
前回、日本文化を感じられるお稽古「華道」を紹介したところ、「キキくんそんなキャラだった?」「キキ、ずいぶん落ち着いたのね」と思いもよらない感想をいただきました。
いえ、10歳息子キキ、まったく落ち着いていません!!
相変わらずのすり傷、切り傷、忘れ物、落とし物、謎の拾い物、そして冬でも半袖、短パン。昭和か!
イマイチ成長が見られませんが、風邪もひかず、背は伸び、力も随分強くなりました。
そんな無駄に力が有り余る小学生に、ママ友から素敵なお誘いが。
「ふふふ、瓦割り、出来るところみつけたで」
!!!
瓦割りって、あの瓦割り?
そしてそのママ友は、女の子ママ。
ドキドキしながらやってきた、「かわら割道場」。
6歳女子から10歳男子、女子、自分もやる気満々のママたち総勢8名。まずは道場師範の説明を聞きます。
自分がチャレンジする枚数を決定(自己申告制)。てっきり1枚にチャレンジするのかと思ったら、自信過剰な10歳男子は、5枚を宣言。
ホントにこんなに割れるのか? 手は痛くないのか?
呼吸と気持ちを整えていざ!
キキは1発で完割り(っていうそうです)。お見事!本人がびっくり!
ちなみに私は、1度目失敗、1枚も割れず。ものすごく痛かった。
心を整えて、というアドバイスの元、本当にすーっと何も考えない状態でこぶしを振り下ろしたら、見事に割れました!気持ちいい!!
割った瓦は、どうするんだろうと思ったらこれは初めから“割ってから使う瓦”で、のし瓦というそうです。屋根の上のほうに使うためのもので、この小さめの形に焼くのは難しく、割って使うのだそう。
ストレス発散、精神統一、あり余るパワーのやり場に、瓦割りどうでしょうか?
いよいよ東京オリンピック、パラリンピック開催の年! 観光スポットにおでかけをしているわけでもないのに、道で外国人観光客の方に道を聞かれることもあって、沢山のお客様がいらしているのだなーと実感します。
思いのほか日本っぽいこの雰囲気に、今度は外国から来たお友達を連れて行ってあげたいなと思ったのでした。
わたしが行った道場はこちらです。
かわら割道場/東京支部
https://riverstone-roofing.com/kawarawari/