連載:オーガニック子育て@ベルリン ソリに乗ってお出かけ。雪のベルリン風景。
久しぶりにマイナス10度以下が続き、大雪も降って楽しいベルリン。ロックダウンで鬱々とした毎日があっという間に真っ白な世界に包まれて、大人も子供も大喜びで外で遊んでいます。
今回は気温も低く、粉雪。ここ数年あまり雪が降っていなかったベルリンなので、子供たちはハラハラと空から舞う雪に興奮気味。雪の結晶を見つけては大喜びしていました。
こうなると道も歩きにくいので、子供たちは自転車をソリに乗り換えて出かけます。ま、親が 引っ張るんですけど(笑) ソリなんてドイツに来る前には見たこともなかったのに、ベルリンにきたら一家に一台当たり前、って感じでみんな普通に持っていてびっくり。
確かにソリ滑りってすっごく楽しい! これは持たないわけにはいきません。しかも可愛いサンタクロースが乗るみたいなソリが主流。きゃーきゃーいいながらソリを乗り回す子供。と思いきや、かなり本気で大人も滑りまくっています。こんなふうに大人もがんがん遊んじゃうのがベルリンだなぁと。
けれど子供たちもかなり大はしゃぎなんで木にぶつかって救急車が…。なんてことも必ずあるのがこのソリ遊び。しかもドイツの方たちの遊び方が結構ワイルドなんでちょっとハラハラしちゃいます。
ベルリンは車で20分も走ればちょっとした森や湖などがあり、私たちも雪があるうちに! と出かけてきました。寒さで凍った湖では人生初の凍った湖を歩く体験に感動。
そしてちょっと丘を登ったらまるでゲレンデのような場所が。リゾートに行けない今年の冬、みんな思うことは一緒ですね。人だかりが出来つつも、そこは警察もやってきてソーシャルディスタンスを取る様にコントロールはしていましたが、大人も子供も思い切り雪を満喫していました。
中には本気でスキー板やスノーボードを持って斜面を滑る人もいたりして束の間の冬休みがやってきたかの様。
大人も子供も大雪と大寒波のおかげで冬終わりを満喫できてよかったなぁと思ったのでした。