連載:オーガニック子育て@ベルリン ドイツの誕生日会おすすめのアクティビティ
ドイツではお誕生日にたくさん友達を呼んで、お祝いをします。誕生日の数週間前から工夫を凝らした招待状をもらってお呼ばれします。お誕生日おめでとう! と誕生日前に言ったり、プレゼントを事前にあげるのは縁起が良くないと言うことで避けるそう。日本にはない習慣なので気をつけています。
大体パーティーでは、いろいろなアクティビティを親が考えて用意しています。今すごく流行っているのはメキシコから来た「ピニャータ」。
好きな形のくす玉のようなものを固いダンボール用紙で作って、その中に飴などのお菓子をたくさん入れておきます。それを吊るして目隠しした子供が順番に棒で叩きます。くす玉が壊れたら中身のお菓子がざらざらと落ちてきて、子供たちはお菓子に群がると言うもの。
ちょっと棒とか気をつけないとだし、お菓子でエキサイトした子供たちが取り合いになってりもするので危ない、と言うところはあるのですけど、すごく人気です。
我が家では、8歳の息子の誕生日会でいつもやって今のところとても人気なのが、ミツロウ蝋燭作り。蜜蝋の蝋燭と、蜜蝋でできた色のついた粘土を用意します。子供たちは思い思いの模様をつけたり形を作ったりして蝋燭をデコレートして楽しみます。
元気いっぱいの子供たち。まさかそんなこと喜ぶわけないじゃん? とみなさん思われるのだけど、子供たちは興味津々、びっくりするほど集中して自分の蝋燭を仕上げていきます。もちろん自分で作ったものはお持ち帰りプレゼントに。それがまた嬉しいのですよね。
そのほかにも宝探しをしたり、とにかくみんなで遊び倒すのがドイツ式誕生日会。これからの季節この蜜蝋の蝋燭作りはご家庭での室内遊びにもおすすめですよ。