子育てママのお悩み解決メディア
6人兄弟の秋休みはグローバル

連載:オーガニック子育て@ベルリン 6人兄弟の秋休みはグローバル

ベルリンは先日、2週間の秋休みが終わりました。

20歳、18歳、16歳、8歳、5歳と子ども達もすっかり大きくなった今、我が家の秋休みはなんとまぁグローバルなものでありました。

コロナ以降初めての海外。少しずつ規制もありながらですが、移動はできる様になっているという のがドイツ在住者からの感覚です。20歳の娘は日本にいるので秋休みではありませんが、ともあれ日本におりました。

次女は友達と一緒にご家族にお呼ばれしてポルトガルに旅行に行きました。

どんより寒いベルリンとは違い、ポルトガルは快晴。

というのもこちらに住んでいる大きな子どもたちは、ヨーロッパ学校と呼ばれるドイツ語以外のヨーロッパの言語を母国語に持つ家庭の子どもが通える学校に通っていて、ポルトガル語とドイツ語で勉強をしているのです。

なのでクラスメイトの多くは、ポルトガルかブラジルに母国をもつ親がいる家庭。今回一緒に 行った友達もお母さんがポルトガル人、お父さんはアイルランド人というハーフのお子さんだったのです。

ベルリンってそういう家庭がすごく多い。だからバイリンガル、トリリンガルって結構普通なんです。この友達も、母国語がポルトガル語と英語。ドイツ育ちなのでドイツ語も母国語レベルとい うトリリンガル教育育ち。うちの子ども達も日本語、ドイツ語、ポルトガル語を喋ります。それに英語が入ってきているので4カ国語、という感じ。日常が既にインターナショナル。でも実は この状況、ベルリン子育てのスタンダードだと思います。下の子の幼稚園でも二か国語以上を話す子どもがクラスの3分の1くらいはいるかなぁ。

ドイツにいると恋しいのが海。ビーチを満喫した娘から写真。

続いて双子の傍は、これまた学校の友達に招かれてブラジルに行っちゃいました。コロナ禍で!? とは思いましたが、厳重な注意をしながら経験も大事と行かせちゃいました。16歳とはいえ初めて子どもだけでのブラジルは、息子にとって大きなステップではあったけれど、お友達はブラジル人だし、息子もポルトガル語が話せるので困ることはなかった様子。

ただ国境を越えたり、テストをしながら気をつけながら、治安も違う国にいくというのは、知っている国とはいえ親子ともどもいえ大冒険でした。無事に帰ってきたときには、やっぱりほっとしちゃいましたね。

サンパウロの街より息子。ブラジルへは6年ぶりの訪問。

そして双子のもう傍は、南ドイツアルプスへ友達と。ドイツ内って意外と広くって南とベルリンで は雰囲気も全く違います。山のないベルリンから綺麗な山脈を臨む大自然を満喫した様で何より。そしてこちらも友達の家族に招かれて滞在していました。

南ドイツの山々。山もベルリンにないから恋しい。

もう気づきでしょうが、ドイツでは親戚のうちに友達を連れて旅行する、友達のおじいちゃんおばあちゃんのうちに一緒に行くなど、家族を交えた交流が盛んな様に思います。

ホテルをとって快適な旅をするのもいいけれど、子どものうちはいろいろな国のいろいろな家庭に入ってお世話になったりお手伝いしたりしながら、文化の違いを感じるのはとてもいいことだなと思っています。

小さい子どもを連れて私達の秋休みは親戚宅へ。ひいおじいちゃんとチェロ初演奏した息子。
お父さんと庭のかりんやりんごを収穫。

ともあれ、日本、ポルトガル、ブラジル、ドイツと場所も時間も言語も違う国に散り散りになっていた子ども達を見ていると、ほんとグローバルだな! と我ながら笑ってしまいました。一体将来はみんなどこにいるのでしょうね。しかもまだ下に2人子供がいるのだから、今後もどうなることやら、と思った秋休みでした。 

日登美

日登美モデル

10代よりファッションモデルとして活躍。自身の子育てを通し、シュタイナー教育やマクロビオティックなどを取り入れた、自然な暮らしと子育てを提案した書籍や、オーガニックな家庭料理を提案したレシピ本を多数出版。現在ドイツ、ベルリン在住。三男三女6児の母。モデルとしてworldwideに活躍する傍ら、食と暮らしと子育てのWSなどを行っている。Instagram、voicy「日登美のイロイロ子育てラジオ」等の発信に加え、「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトにしたコミュニティMitte(ミッテ)を主宰。命を育む・食などをテーマとした オンライン講座を開講。mit-te.com

日登美さんの記事一覧 →