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Column オーガニック子育て@ベルリン

収穫の季節。ひいおじいちゃん秘伝のプラムコンポートレシピ【日登美のオーガニック子育て@ベルリン】

2018.09.20

この連載は……

モデルの日登美(ひとみ)さんは、ドイツ人数学者の夫とともにベルリン在住、2歳から17歳まで、6人の子どもを持つお母さん。いっぽうで、マクロビオティック料理教室や日本の伝統食を手作りするワークショップを開催するなど、マクロビオティックインストラクターとしても活躍。この連載では、ベルリンでのオーガニックライフを、食、子育て、そして暮らしを通して、綴っていきます。


収穫の季節。プラムのコンポート

秋の気配漂うドイツ。リンゴの季節の前にはプラムやプルーンの季節が訪れます。

我が家も家族の庭に大きなプルーンとプラムの樹があり、今年も食べきれないほどの実をつけてくれたので、さっそく小さな子どもたちとプルーン狩りをしました。

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ざらんざらんとなるプルーンを捥ぐのは楽しいけど、いくらとっても終わらな〜い!
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フレッシュプルーンをバケツに何杯ももぎました。

お日様の光を一杯浴びて熟したプルーンは捥ぎたてでとても甘く、いくつでも食べてしまえそうです。プルーン狩りは初めての坊やも、はしごに上り一つもいでは一つ食べ、と繰り返しあっという間にお腹いっぱいに。

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狩りもの大好きなわたしも、いやってほど捥ぎました。あ〜楽しかった!

ドイツは果実がたくさんあって、夏はベリー、晩夏には桃やプラムが、そしてしばらくするとリンゴの季節がやってきます。

これだけフルーツが実るとやはり生では食べきれないので、自家製ジュースを作ったり、ジャムにしたりコンポートにしたりと、どの家庭でも保存して食べる風習があるようです。

我が家も今年はひいおじいちゃんの秘伝レシピで沢山のコンポートを作りました。これがまた簡単でさっぱりしてとてもおいしい! 少なめの砂糖(私はてん菜糖を使います)に赤ワイン、少々のレモンで仕上げるのがコツ。スパイスは入れません。

さらっとしていくらでも食べられそうなこのコンポートを冬の間、暖かい部屋でアイスクリームやプリンに添えて食べるのだそう。これは美味しいに決まっています!

普通はスパイスがたくさん入っているのだけど、欲しければ後で足しても良し。瓶から出してもう一度スパイスと一緒に煮込むのも良し。味を変えて楽しめるのも良い所。今日はそのレシピをご紹介します。

Grova’s Pflaumen compote (おじいちゃんのプラムコンポート)

プラム  1キロ
赤ワイン  375ml
水     375ml
レモンジュース 1/2個分
てん菜糖    150g
海塩      少々

【作り方】 
1.プラムは半分に切り込みをいれて種を出す。

2.大きな鍋に全ての材料を入れ、中火で沸騰させる。沸騰したら2〜3分にてからプラムだけを取り出し保存瓶に分けていれる。(長く煮ると実が崩れすぎるので火が通ったら取り出します)

3.残った煮汁を好みの量に煮詰める。(1/3~1/2ほどに)

4.煮詰めた液をプラムの入った瓶に熱いうちに注ぎ蓋をして逆さにして密閉し完成。(やけどに注意です!)

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プルーンのコンポート製作中。大きな鍋でたっぷり作ります。
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出来上がり、冷まし中のコンポートたち。まだまだあるよ。お裾分けも楽しみの一つ。

そしてもう一つ。ドイツと言えばケーキ。フルーツをのせて焼いたパンのようなケーキが伝統的。

最も有名な、プルーンでつくるプフラウメンクーヘン(Pflaumen kuchen)は発酵させた生地をピザのように広げ、フルーツをたっぷり乗せて焼き上げます。軽い甘さなので、おやつだけでなく、朝食や軽いランチなどごはんのかわりにもなり、とても便利。焼き菓子なのにフルーティーでもたれない感じで、とても食べ心地がよいのです!

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こんなにたっぷりとプルーンが乗ったクーヘンは、お店では売っていないはず! シナモンをふって焼くのがポイント。

ケーキというとおやつ、と感じてしまうのだけど、ドイツではケーキは既に食事の一つ。

いよいよ食欲の秋がドイツでも始まっています。

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日登美(ひとみ)

18歳よりファッションモデルとして雑誌、広告等で活躍。その後、シュタイナー教育、マクロビオティック、ヨガなど、自然な子育てと暮らしを提案する。2010年、オーガニックベース 奥津典子氏のもとで学び、「KII認定マクロビオティックインストラクター」の 資格を取得。同校の講師も務める。2012年、ドイツ人数学者と再婚、翌年、生活の拠点をブラジル・サンパウロに移す。2015年、ドイツへ引っ越し三女を出産、三男三女の母となる。現在ベルリンにて自宅および出張で日本人、外国人に向けてマクロビオティック料理教室や日本の伝統食を手作りするワークショップを開催している。

instagram:https://www.instagram.com/hitomihgashi/

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