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Column オーガニック子育て@ベルリン

ドイツホリデーの過ごし方と、我が家の夏休み

2020.07.20

夏休みも中盤のベルリン。ドイツでは長期の休みでは、ほとんどの人が国内外を問わず旅行に出るのが一般的です。日本でも長期の休みに旅行する人は多いですが、出なくてもそれはそれで、という感じですよね。けれどこちらでは我が家のように今年は旅行に行かないの、というと 「それはかわいそうに・・・」と本気で悲しそうな顔をされてしまいます。

ドイツに引っ越して数年間、気が付かなかったこの事実。夏休みは「旅行に出なければならない」というのがドイツホリデーの掟なのです(笑)

今年はコロナの影響も懸念されるところではありますが、私の見るところではみなさん例年のように旅行を楽しんでいる様子。

我が家も昨年はたっぷりイタリアに旅行に出たのですが、これまたドイツのホリデーには日本と違うところがあります。

昨年の今頃。イタリア旅行中でした。

ドイツは州ごとに夏休みに入る時期が違うのです。それも毎年変わる。昨年、今年とベルリンは6月の末から8月の上旬までが夏休みでした。けれどその前の年は7月中旬から9月までと、とにかく毎年要チェック。州毎に休みの入りが違うのでいろいろな混雑が避けられるという良い点もありますが、我が家のように夫が違う街で勤務していると、ベルリンの夏休みが終わる頃に別の街がやっと休暇に入るという具合に家族内で休みが合わない、ということも起こってきます。

ピクニックしながら1日過ごせる野外プール、今年はコロナで閉鎖なのはとても残念。
日中のベルリンの公園。誰もいなくて貸し切り状態。

そんなわけで、この夏は掟破りの(笑)どこにも行かない我が家。ピクニックもできる屋外プールが一般的なドイツのプールが、新型コロナウィルスの影響で閉鎖なのは残念です。公園に行ってみると、日差しの強い日中はがらんとして貸し切り状態で遊び放題。それからベルリンの夏は夜9時頃まで明るいので、夕方になるとビールやピザを片手に公園も人々で賑わいを見せています。

ベルリンから車で30分ほどのところにある湖、今年はプールが開いてないので混んでいます。

また車で30分ほど走れば自然豊かなベルリン郊外。森や湖がたくさんあるので日帰りキャンプ、湖に泳ぎにいく、なんてこともできるので意外と旅行に行かなくても全然満足できちゃったりして。

ドイツと言えば湖。日帰りで湖キャンプは定番。

はたまた、こんな時こそ食事が一役買ってくれる。日本のかき氷を食べられるお店がベルリンにできたので日本に行ったつもりになったり、今日はイタリア気分で本格ピザだよ! とか食卓から世界旅行しちゃったり。物の捉え方一つで、いつもと変わらない街も暮らしも景色が変わってみえてきます。 そんなわけで、掟破りとは言え、ちょっと静かになったベルリンの街は過ごしやすく、いつもよりは人もいないのでのんびり遊べるし、寝坊したって構わない。何より、今回のコロナ自粛でそこにあるものを楽しむ、あるもので工夫するという暮らしぶりに慣れたのはこの夏休みでも活かされているな、と感じる今日この頃です。

日登美

日登美 (ひとみ)モデル

10代よりファッションモデルとして雑誌、広告等で活躍。その後4人の子供を授かり自身の子育てから学んだ、シュタイナー教育、マクロビオティック、ヨガなどを取り入れた自然な暮らしと子育てを提案した書籍を多数出版。食についてもクシマクロビオティックアドバイザー修了後よりマクロビオティック料理を教え始め、オーガニックな家庭料理を提案したレシピ本を出版する。2013年ドイツ人数学者と再婚しブラジルを経てドイツ、ベルリンに移住。ベルリンではドイツ発祥の自然療法である国際ヒルデガルト協会認定ホリスティック医療コース修了しヒルデガルドヘルスケアドバイザーを取得。現在はオーガニック、ナチュラル、ヘルシーをモットーに台所からの食と暮らしと子育てのWSなど行っている。三男三女6児の母でもある。instagram.com/hitomihigashi_b

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