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まだまだコロナ対策。ベルリンの新学期
2020.08.11 by 日登美 日登美

連載:オーガニック子育て@ベルリン まだまだコロナ対策。ベルリンの新学期

あっという間に夏休みが終わったベルリン。いよいよ新学年のスタートです。そんなさなか、コロナ第二波がくるのかも、という話が最近のニュースでささやかれています。さて、どうなるのでしょうか。

今のベルリンでは新しいルールが暮らしに定着し、難しい規制は少なくなっていますが、旅行や入国、帰国など定期的に大使館からのニュースをチェックしながらの毎日です。今のところリスク地域からの帰国者はコロナテストの義務、そのほかは任意で無料でテストをしているそうです。

アイス屋さんに並ぶのも1.5m置き。店外には道にマーキングがしてあります。店内に入る時はマスク着用。

生活の主なルールは公共交通機関、レストランやお店にはいる時はでは6歳からマスクの着用義務があります。そしてお店は人数規制やソーシャルディスタンスの推奨、徹底がされているのでお店が混雑することがなく楽、というのもありますが、一度にたくさんの人が入れないので買い物に時間がかかるようになりました。公園など広い場所ではディスタンスの規制がないので、結構混雑しています。

規制のない公園などは大混雑。特にスポーツ、トレーニングコーナーが大変なことに!

ドイツではルールは遵守されるべきというのが一般的な考えなので、一度規則を作ると多くの人が徹底的に守りますし、それに対する罰則もきちんと遂行されます。しかしルールになっていないことは、たとえ理にかなっていてもやりません。周りの気持ちを汲んで何かをするということは、ほぼないと言ってもいいでしょう。ですから日本と違って、公共スペースで自粛するという行動はほとんど見られません。

またそれを取り締まることはできませんし、互いにその行動に意見することもしません。規則は徹底するが、それ以外は個人のあり方を尊重する。良くも悪くもそれがドイツ社会の雰囲気です。

電車内はこんなかんじでみんなマスク。ベルリンは日本のような満員電車はありません。

子供が通う学校では、新学年の歓迎式は開催しないことになりました。授業はクラス生徒全員揃っての再開となるようで、子供たちは楽しみにしています。教室でマス ク着用という形や、クラスではしなくていいが校内の敷地移動では全員マスク着用など、それぞれの学校でコロナ対策がなされていくようです。

大学構内図書館にて。マスク着用とソーシャルディスタンスのポスターが。入り口には警備員がいてコントロールしています。

新一年生になる息子の学校では入学式は行われますが、一家族の参加人数を規制しての開催となるなど、なるべく通常を目指しながらも大人数が集まらない工夫、他者との距離を保つ工夫をしての行動は今しばらく続くようです。

何よりも、やっと人との交流が再開した今、2度とロックダウンが起こらないためには、まだまだ個人と社会とが協力することが不可欠。神経質になりすぎず、それでもちょっと気を引き締めて新学期を迎えたいと思っています。

日登美

日登美モデル

10代よりファッションモデルとして雑誌、広告等で活躍。その後4人の子供を授かり自身の子育てから学んだ、シュタイナー教育、マクロビオティック、ヨガなどを取り入れた自然な暮らしと子育てを提案した書籍を多数出版。食についてもクシマクロビオティックアドバイザー修了後よりマクロビオティック料理を教え始め、オーガニックな家庭料理を提案したレシピ本を出版する。2013年ドイツ人数学者と再婚しブラジルを経てドイツ、ベルリンに移住。ベルリンではドイツ発祥の自然療法である国際ヒルデガルト協会認定ホリスティック医療コース修了しヒルデガルドヘルスケアドバイザーを取得。現在はオーガニック、ナチュラル、ヘルシーをモットーに台所からの食と暮らしと子育てのWSなど行っている。三男三女6児の母でもある。instagram.com/hitomihigashi_b

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