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新型コロナで子どもも生活は激変。だらだらしない生活を送ることとお金の教育
2020.05.15 by 福本 眞也 福本 眞也

連載:パパFPの「子どもとお金」 子どものお金教育は早いほど良い! 新型コロナで子どもも生活は激変。だらだらしない生活を送ることとお金の教育

この連載は……

ファイナンシャルプランナーで3人の男の子パパ、福本眞也さんが、子育てしていくうえで避けて通れない「お金の話」をわかりやすくご紹介。子育てに役立つお金の専門知識を、福本さんが子育てしていくなかで感じるリアルなエピソードを交えながら綴ります。


vol.36 新型コロナで子どもも生活は激変。だらだらしない生活を送ることとお金の教育

こんにちは。3人の息子の子育てが生きがいのパパFPです。

緊急事態宣言による外出自粛は今月末まで延長され、不安な日々を過ごす毎日はストレスとの闘いです。いくつかの地域では学校教育が再開されましたが、日本全体を見ると大半で休校は続き、子どもたちの日々の過ごし方にも更なるストレスを感じる親御さんも多いのではないでしょうか。

外出自粛で我が家の息子3人の生活も目に余るものとなっています。今年高校に入学した長男は昼夜が逆転し、中2次男のだらけた生活は更に悪化し、唯一の救いは、小6三男だけがこれまでと変わらない生活を送っています。そんな生活を見かねた妻が、息子3人に『報酬制によるお小遣いシステム』を始めてみたところ、息子たちの生活に少しずつ変化が見えてきました。

その名もFukumoto Pay!

国を挙げて始まったキャッシュレス促進も少しずつ世の中に浸透するなか、我が家では通常のお小遣いとは別枠にて、キャッシュレスで報酬をあげることにしたのです。

報酬をもらえる項目は全部で6つ。

それぞれのポイントの比例関係は無視してください。子どもたちにとっては、簡単そうで簡単でないからこそ報酬に相成ります。(笑)

一つ目「早起き」(午前8時まで)

長男、次男は私たちが気付かないところで夜更かししているのでしょうね。少しは早く起きるようになりましたが、なかなかポイントは得られません。これには「マイナスルール」があり、午前8時までに起きれなかった場合には、早起きポイントがマイナスされますので、他で貯めたポイントが帳消しされることもあります。毎日ポイントをゲットしているのは三男だけです。(苦笑)

二つ目「お風呂掃除」

長男はまだこのシステムが導入される前から掃除してくれていたので、「俺は昔からやってるし!」とあまり乗り気ではありません。次男は三男の気分が乗らない時には掃除してくれますが、なにせ気分屋さんなので「この程度のニンジン」ではなかなか動きません。これも三男が率先してやってくれます。もう少しポイントを増やさないといけないのでしょうか……。

三つ目「自分の部屋掃除」

3人ともお願いしないとしてくれないのが実情です。私が掃除していても関心を示しません。女の子だったら違ったのかな。

四つ目「勉強」

長男は、いよいよ5月中旬よりオンライン授業が始まることもあり、与えられた課題はなんとかこなしている様子ですが、「高校生の俺には、このポイントシステムは意味がない、必要ない」と恰好いいことは言っていますが、どれくらい進んでいるのかは不明です。中学生までは、ある程度手取り足取り進捗状況を確認することもありましたが、彼が自ら質問してくるまでは、私も首をつっこまないことにしました。妻は相変わらず首を突っ込んでいるようですが(笑)

次男は、まだまだゲームをしたい欲望も強いため、ポイント欲しさに取り組んでいます。まぁ、いやいやですけどね。三男は、やはりここでも自ら「これから勉強始める!」と宣言をし、コンスタントにポイントをゲットします。

五つ目「洗濯物をたたむ」

長男は基本的に部屋に閉じこもり気味ですし、この手伝いはほぼありません。次男は声がけした時に、やはりいやいやながらする程度。三男も率先してまではないですが、声がけすればします。たまに私が手伝うところを見せなければと思い、たたみ始めてでも、ここでも息子たちは見ないフリが多いですかね。(残念)

六つ目「リビングの掃除」

長男はこれも論外、次男は相変わらず、三男も声がけすればする程度です。この項目は妻の願望なのでしょうね。私がたまにするくらいです。(笑)

3月末頃から始めた彼らの累計ポイントですが、長男は結局不参加。Payポイントは好きな時に使えるので、次男はゲームプレー時間やお金に替えましたが、朝起きれずゼロになりがち。三男だけはしっかりこなし3,000ポイントを超えました!

長男へのお金教育のひとつをvol.1にエピソードとしてお話ししましたが、幼少時に得ようとする「お金の使い方意識」は、当時は頼もしいくらいに素直に行動に移してくれましたが、今はそっけない反応です。次男はおそらく今少し反抗期もあり、素直に手伝いができないこともあるのでしょう。三男は何事においても自ら習得したいと思う気持ちも強く、ポイントをたくさんゲットできているのだと思います。

我が家のたった3人の息子だけの統計ですし、生まれ持った性格の違いもあるかも知れません。更に男の子と女の子ではその行いも異なるとは思いますが、過去を振り返って、3人それぞれの行動を思い出し、そして現状を見ると、モノを得るために必要な「お金の価値」に対する教育は、子どもが若ければ若いほど良いと実感しています。

題材や報酬ポイントは各ご家庭で決めていただき、何より子どもたちが目標を持って規則正しい生活ができるよう、また家族一丸となって新型コロナウィルスにも打ち勝ちながら、お金教育をしてみるきっかけになれば幸いです。

福本 眞也

福本 眞也ファイナンシャルプランナー

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP®認定者(日本FP協会)、2020年日本FP協会広報センタースタッフ。三菱UFJモルガンスタンレー証券(旧ユニバーサル証券)、TD銀行・証券、クレディスイス証券、JPモルガン証券など日系・外資系大手金融機関勤務を経て2009年に独立。金融の幅広い知識を持ち、現役パパ目線で家計相談など個人を中心に、楽しく、わかりやすい金融コンサルティングを行っています。twitter.com/fp_fukumoto

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