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河西ケイトが伝えたい!「ごめんさない」を言えない子どもの本当の理由…

河西ケイトが伝えたい!「ごめんさない」を言えない子どもの本当の理由…

皆さんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

子どもがトラブルを起こしてしまった時に「ごめんなさい」が言えなくて困っている…。そのような悩みを持つ人はいませんか?

「ごめんなさい」と子どもが言えるようになるには、私達が子どものことをもっと理解する必要があるのかもしれません。そこで今回は、トラブルを起こしたときの子どもの心の中を覗きながら、どんな対応をしていけばいいのかをお話していきたいと思います。

「ごめんなさい」を相手に伝える本当の理由を子どもは理解していますか?

子どもが何かトラブルを起こしてしまったとき「ごめんなさいは?」と子どもに謝罪を要求してしまうことありませんか? 「ごめんなさい」を言ったらすべて解決するのでしょうか? きちんと状況を理解し、心から謝罪をしなければ、「ごめんなさい」の意味は無いですよね。

私達は、生きていく上でトラブルが起きた時に、謝罪の言葉を相手に伝えることがまずは大切であると学んでいるので、子どもたちにも「悪いことをした=ごめんなさい」と言う大人の主観的で伝えがちです。では、経験や体験が少ない子どもたちはどうでしょうか? どうして謝らなくてはいけないのだろう…と悶々とした気持ちで、とりあえず言わせられている子も多くいると思います。

時には、子ども表情を読み取って

子どもが何か悪い子としてしまった、トラブルを起こしてしまったとき、子どもはどのような表情をしていますか? バツの悪そうな顔をしているのではないでしょうか? 私は、保育園で子どもがトラブルを起こした時、まず子どもの表情を見るようにしています。

「ごめんなさい」と謝罪したくてもなかなか言葉が出ない子に対しては、「悪いことしたって顔をしてるね。悪いんだってわかってるんだよね」と伝え、子どもの気持ちに立って物事を捉えるようにしています。ここで意固地になって、「なんで謝れないの!」と怒っては返って逆効果。子どもはより一層、貝のように心と口を閉ざし大人に対して「この人は何もわかってくれない…」と不信感を抱かせる事になってしまうでしょう。

大人が子どもの思いをしっかり受け止めることで「この人は自分のことを否定しない。信頼できる人」と子どもが思えるようになります。こうした関係が親子できちんと築けると、子どもが思春期に人間関係のトラブル(いじめなど)が起きた時に、親にSOSを出せる子どもになります。

大切なのは、子どもに「謝れないことが恥ずかしい!」という感情をぶつけてしまうことではなく、気持ちを切り替えていくことです。

感情が入ってしまうと、ついつい子どもと同等になってしまったりもあるかもしれませんが、気持ちを切り替える方法を知っているのは、私達大人です。大きく息を吸って吐いて、気持ちを落ち着かせることも大切なんですよね。

大切なのは、子どもに考えさせ、行動を振り返らせること

大人はとにかく子どもの思いを聞き出して受け止めていきましょう。例えそれが大人からしたら「その考えはどうなの?」と疑問に思うような言葉が出てくるかもしれませんが、子どもが一生懸命考えた思いを一旦すべて受け入れてください。

先述しましたが、大人側が伝えたいことを受け入れてもらうには、子どもの心に余裕をもたせることです。子どもは受け入れてもらうことで、冷静に自分の行動を振り返ることができます。

振り返る中で自分の行動が本当に正しかったのか? にいきつき、「謝罪をする」という本当の意味を理解していくと思います。そして自発的に「ごめんなさい」が言えたときには「きちんと謝れて偉かったね!」と子どもに伝えてくださいね。

今回は、子どもが「ごめんなさい」を言えないときの対処の仕方をお話させていただきました。

言葉で「ごめんなさい」と謝らせることは簡単です。根本的な子どもの気持ちを理解をしていくことが大切なのかもしれませんね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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