
子供の集中力を高めるトレーニングとは?集中力が続くポイントも紹介
子供がなかなか勉強に集中できず困っているという方いませんか?集中力は、トレーニングをすることで高めることができます。
今回はトレーニング内容、そして集中しやすい環境、集中力が続くポイントなどについて解説するので、参考にしてください。
子供のやる気を引き出すには

子供のやる気は、環境に大きく左右されます。まずは、勉強に集中できる環境を作ることから始めましょう。
集中しやすい環境づくり
勉強する机のまわりに物が散らかっていると、気が散ってしまいます。机に向かう前に、必要なものだけを出しておき、あとは綺麗に片付ける習慣をつけてください。もし子供用のスマホを持たせている場合、勉強中は電源を切って見えないところに置いておきましょう。
気持ちの切り替えスイッチをつくる
子供にやる気を出させるには、気持ちの切り替えスイッチが必要です。
例えば、算数が好きだったら、計算ドリル1ページを勉強はじめの習慣にしてみてください。このとき、単純な問題を選ぶのがポイントです。
好きなことなので取り組みやすく、自ずと気持ちが切り替えられるようになるでしょう。
子供の集中力を高めるトレーニング

子供の集中力を高めるトレーニングには、子供が楽しく取り組めるものを選んでください。1つめは折り紙です。きれいに正しく折ることを意識しながら指先を使うので、集中力が高まりやすいでしょう。
2つめは、ジグソーパズルです。集中力を高めるだけでなく脳を活性化する効果もあるので、おすすめ。子供の年齢やレベルに合ったもの、子供の好きなキャラクターやデザインのものなどを選ぶと、お子さんも楽しみながら集中できるはず。
3つめは、オセロや将棋などのボードゲームです。数種類のボードゲームを家に用意しておき、平日は母親と2人で、休日は家族みんなで遊ぶのはいかがでしょうか。
また、習い事もトレーニングに効果的で、そろばんや楽器、水泳などもおすすめです。ただし、無理やりやらせるのでなく、子供が自主的にやりたいという習い事にしましょう。
集中力が続くポイント

集中力を続かせるには、いくつかのポイントがあります。これらのポイントを意識することを心がけてみてください。
達成しやすい目標を設定する
目標を設定するときは、親が設定するのでなく、子供に考えさせましょう。自主的に目標を決めることで、頑張ろうという意欲もでてきます。
最初は目標の勉強時間を短くして、達成しやすくするのがポイント。徐々に勉強時間を長くしていき、集中力を伸ばすようにします。
休憩タイムも忘れずに
集中力を続かせるには、休憩をはさむことも大切です。といっても、あまり休憩しすぎるとだらけてしまうので、5分~10分くらいの休憩にしましょう。この休憩タイムに、簡単な運動をするのもおすすめです。家のまわりを散歩してくるのもよいかもしれません。
できたことをほめる
決めた時間集中して取り組めたときは、「集中できたね」「頑張れたね」という声かけを忘れないようにしたいもの。ほめることで、子供は「頑張れば集中できる」と自信を持てるようになります。そして、次回はより高い目標に挑戦できる子供も多いはず。
子供が自主的に勉強に取り組める環境にしよう

子供の集中力を高めるには、子供が自主的に勉強に取り組める環境づくりから始めましょう。「毎回目標をきちんと決めさせて、達成できたらほめる」ということを繰り返すことで、子供も自信がついて集中力が高まるはず。
子供のやる気を引き出せる環境かどうか、まずは見直してみてください。