家庭でのしつけの重点はどこ?教育方針や叱るときのポイントを解説
家庭で子どもをしつけるとき、どこに重点をおくべきなのか迷う人も多いでしょう。
ただ、子どもが社会で対応できるためにしつけは必要不可欠です。そこで今回は、家庭で子どもをしつけるときのポイントを紹介します。
家庭のしつけにおける教育方針とは
しつけにおける教育方針は、それぞれの家庭によって大きく異なります。どんなところに重点を置いているのか見ていきましょう。
自分のことは自分でさせる
多くの家庭で取り入れられているのが、「自分のことは自分でさせる」という教育方針です。
子どもはいずれ親元を離れることになります。その時に備えて、自分のことは自分でできるようにしつける家庭が多いようです。
基本的な礼儀作法を教える
幼稚園に通園したり他の家族と出かけたりするようになると、人と接する機会も徐々に増えていきます。基本的な礼儀作法ができていないと、相手に不快な思いをさせることもあるかもしれません。
そのため、子どものうちから徹底的に礼儀作法をしつける家庭も少なくないようです。
友達との付き合い方や接し方
幼稚園や保育所に通い始めると、新しい友達と遊ぶようになります。一緒に友達と遊ぶなかで喧嘩することもあるでしょう。
そんなときに、暴力を振るったり暴言を吐いたりして相手を傷つけないようにしつけることが重要になります。
家庭でしつけを行うときのポイント
どんなことに注意して子どもをしつければいいか悩む人も多いでしょう。そこで、家庭でしつけを行うときのポイントを紹介します。
子どもへのしつけは一貫性を保つ
家庭で子どもをしつけるとき、態度や表情に一貫性を保つようにしましょう。日によって態度を変えると、子どもは親の顔色を伺うようになり状況に合わせて態度を変えるようになります。
しつけの本質的な意味を理解できなくなるでしょう。
過度な庇護で子どもの成長を妨げない
家庭でのしつけは、子どもが社会に出て行く上でとても重要なことです。
ただし過度に子どもの行動を制限してしまうと、自立の機会を逃すことになります。過度な庇護で子どもの成長を妨げないように注意しましょう。
父親と母親の役割を考える
家庭でのしつけは父親と母親で役割を決めるのもひとつの方法です。なぜなら、両親から叱られると子どもは逃げ道がなくなってしまうからです。
父親が叱るときは母親は励ますなど、厳しさの中にも愛情を感じさせるしつけを行いましょう。
家庭でのしつけは父親と協力して行おう!
家庭でのしつけは、どこに重点をおけばいいか分からない人も多いはずです。そんなときは、一人で悩まずに夫にも相談しましょう。
子どものしつけは、母親だけが行うものでは決してないのです。家庭でのしつけは、父親と協力して行うようにしましょう!