子供が宿題をできない理由は発達障害?原因とやる気を出す方法も紹介
子供が宿題をできないとどうして?と悩んでしまいますよね。 子供が宿題をできない理由には、子供のやる気がなかったり、集中力が続かなかったりすることが考えられます。さらには親の接し方や、子供自身が発達障害であることが原因になることも。
障害を持っていたとしても、親の接し方で子供が宿題に前向きになれることがあります。今回は、宿題ができない理由や、やる気を出す方法を紹介します。
子供が宿題をできない理由は?
子供が宿題をできないのには、様々な理由が考えられます。
宿題ができないのは発達障害の可能性も
下記の項目に当てはまる場合は、発達障害の可能性も考えられます。子供の成長や性格にはそれぞれ個性があるので、発達障害でない場合もありますが、気になるようであれば、専門家に相談したり、検査を受けたりしましょう。 以下に挙げる項目をチェックしてみてください。
- 社会性やコミュニケーション能力、想像力に遅れがある
- 読む・書く・計算する能力に遅れがある
- 落ち着きがなく、衝動性、多動性が見られ、不注意が多い
- 極端に運動が苦手で不器用な面が見られる
親の行動が子供のやる気をなくしてしまう
子供のことを思っての行動でも、子供のやる気をなくしてしまう場合があります。下記のような行動は、できるだけしないようにしましょう。
- 怒る・叱る
- 宿題を無理強いする
- 放置する
宿題をやることを無理強いしたり、親に怒られたり叱られたりすると、子供は自信をなくして宿題が嫌いになってしまいます。 そして、宿題をせずそのまま放置すれば、学校で自分だけ宿題をやっていないことに恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。
また、逆に宿題をやらないことを親に注意されず放置された子供は、親が自分に関心がないと感じて寂しい思いをしてしまうのです。
子供が宿題をやりたくないと思う理由
子供が宿題をやりたくないと思う理由として、以下のようなことが考えられます。
- 宿題をやる時間が決まっていない
- 宿題が楽しくない
- 学校の勉強についていけていない
学校の勉強についていけていないと、宿題が難しく感じて、やる気をなくし、宿題が嫌いになってしまいます。
また、宿題をする時間が決まっていないと、ゲームや遊びなど楽しいことに目が向いてしまうのです。
子供に宿題をやる気にさせる方法
ここからは、子供のやる気を引き出す方法を紹介します。
発達障害だった場合は専門機関に相談する
発達障害の子供はやらないのではなく、できないのです。無理強いしたり叱ったりせずに、学校の先生や専門家に相談しましょう。
親の接し方を変える
子供に対して親が接し方を変えることで、子供のやる気を引き出すことができます。以下の方法を、ぜひ試してみてください。
- 褒める、ご褒美を用意する
- 宿題をする時間を作る
- 一緒に宿題をする、教えてあげる
親が宿題を一緒にやり、分からない所を教えてあげることで、問題が解けるようになり、子供は喜びます。問題が解けたら褒めてあげましょう。
また、毎日宿題をやる時間を決めて習慣化すると、宿題に取り組みやすくなります。子供と相談し、夜ご飯を食べる→宿題をする→お風呂に入る→寝るなど、宿題をする時間を1日のスケジュールの中に組み込むことも効果的です。
子供の宿題のやる気は引き出すことができる
子供が宿題をやらない理由には、様々な理由が考えられます。まずはなぜ宿題ができないのか原因を探り、子供にあった解決方法を考えましょう。怒ったり、叱ったりぜずに子供に寄りそうことで、子供のやる気は引き出すことができるのです。