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子供を理系にするには? 理系脳を育てるポイント

子供を理系にするには? 理系脳を育てるポイント

「子どもを理系にしたい」。 AIの発達や小学校でのプログラミング教育が始まったことにより、そう考える親御さんが増えています。今回は、自宅でできる理系脳を育てるポイントをご紹介します。

理系と「理系脳」とは?

理系というと、算数・理科に強いというイメージを持つ方も多いと思います。しかし、近年言われる「理系脳」とは、算数や理科の科目に特化した能力のことばかりではありません。これからの時代を生き抜くために必要と言われるのが、自らの論理的思考によって問題解決していく能力です。つまり、問題や課題に対し自分自身で考え、試行錯誤し、ひらめきを得ていく力なのです。

理系脳には「国語力」も必要

理系脳を育てるためには、その問題や課題を理解する国語力も必要です。問題文を読み、何を解答すれば良いのかがわかる、この読解力は理系・文系を問わず必須です。また、AIの発達に伴い現代の子どもたちに特に必要な能力と言われています。

理系脳を育てるポイント

それでは、自宅でできる理系脳を育てるポイントをご紹介します。

なぜ? どうして? を育てる

子どもには、なんで? どうして? と不思議に思い大人に質問してくる時期があります。このイヤイヤ期を過ぎたあとの質問期は、理系脳に欠かせない好奇心思考力を育むチャンスです。子どもが「どうして?」と聞いてきたら、わかることでも「どうしてだろうね?」と質問で返し、一緒に理由を考える過程を楽しみながら理系脳を育てていきましょう。

子どもに説明させる

理系脳に欠かせない論理的思考を身につけさせるには、子どもに説明させるのもおすすめです。まずは「これ、わかる? 教えて」と言って子どもに説明する機会を与えてみましょう。何かを説明するためには、「◯◯だから、◯◯」という理由を考えなくてはなりません。「えーっとね……」と説明してくれた内容が間違っていても、否定はせずに「すごいね!」と褒め、次も説明したいと思う気持ちを育みましょう。

説明してくれた内容が間違っている場合は、インターネットや本、図鑑などを使って一緒に調べ、一緒に考えながら正しい知識を身につけさせていきましょう。

子どもを理系・文系と決めつけない

子どもの脳はおよそ8歳までに発達し、神経回路がおよそ12歳まで増えて完成します。だから、12歳より前に理系、文系を決める必要はありません。知的好奇心が旺盛なお子さんは、昆虫や科学が好きだと思っていたら12歳以降に突然文学に夢中になるというようなこともあります。小さいうちは、まだどちらかが向いているとも、どちらにしたほうがいいとも言えないのです。

苦手なことはあえて伝えない

親にとって、自分の子どもができないことは気になってしまいがちです。しかし、子どもは「◯◯くんは算数が苦手だね」と言われると、自分は算数が苦手なんだと思い、苦手だからできなくて当たり前だと捉えてしまう恐れがあります。また、「ママは算数が苦手だから、◯◯ちゃんも算数が苦手だと思うよ」なども同様です。

だから、子どもの能力を伸ばすためには「◯◯が得意だね!」とポジティブな言葉かけを心がけましょう。また、自分に苦手なことがある場合は、「ママが苦手なのに、◯◯ができるなんてすごいね! かっこいい!」と褒めて「ぼくは(わたしは)すごいんだ!」と思わせることで子どもの自己肯定感を高めていきましょう。

子どものうちは、理系と文系の力をどちらも育てよう

子どもが大人になって理系の仕事に就いたとしても、文系のほうが強いとされるコミュニケーション力や相手の気持ちを察する力なども仕事をする上では欠かせない能力です。子ども自身の興味が理系・文系どちらに進んでも、実社会で理系・文系相互の力を発揮できるよう、子どものうちにいろいろな力を育てていきましょう。

いろは

いろはライター・エディター

ASD、ADHD、LDの9歳男児、ASD、ADHD6歳女児と3人で暮らす。早稲田大学在学中に週刊誌の編集アシスタントを経験したことをきっかけに、今に至る。

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