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うちの子どもは文系? 文系脳にも理系脳にも必要なこととは?

うちの子どもは文系? 文系脳にも理系脳にも必要なこととは?

AIの発達に伴い、将来の仕事は理系が優位になると言われています。しかし、高校入学時点で私立大学の文系にしか進めないと思う子どもたちが増えているという実態があります。今後を生き抜くために、子どもの文系・理系の選択をする前に、幼少期のうちにできることを解説します。

文系とは?

文系・理系というと、理系は算数・理科が得意、文系は国語・社会が得意というイメージがありますが、これは高校で進路を選択することに由来しています。例えば、国語は苦手だけど社会は得意、算数は苦手だけど理科が得意という子どもがいるのはこのためです。

文系的な思考をする文系脳は、集めた情報から想像し、新しい物事を考えることが得意とされています。今は「理系脳」が求められているという情報が増えていますが、文系脳も社会的活躍には欠かせない重要な能力です。

子どもの文系、理系を見極める3つの方法とは?

文系脳、理系脳はどちらも将来必要な能力のためバランスよく育てていくことが理想的ですが、まず自分の子どもがどちらが得意であるかを簡単に調べてみましょう。

①状況を聞いてみる

子どもと一緒に公園に行って、その状況を子どもに伝えてもらいます。その際、「子どもが3人いた」と答えた場合は理系的で、「◯◯くんと◯◯ちゃんがいた」と答えた場合は文系的です。

②腕組みをさせてみる

もう一つは、腕組みをさせてみることでもどちらの脳がよく使われているかもチェックできます。右脳は左半身を、左脳は右半身をコントロールしています。そのため、腕組みをした時に左腕が上に来るのであれば右脳がよく使われている理系脳。反対に、右腕が上に来るのであれば左脳がよく使われている文系脳です。

③好きな文字列を聞いてみる

また、直感的にどちらの文字列が好きかを尋ねることでも文系脳か理系脳かを知ることができます。

1)◯△×■◇▼◯◎

2)◯・・・◯・・・

上のような2つの文字列で、複雑な1の文字列を好む子どもは文系脳の傾向が強く、2のようなシンプルで規則的な文字列を好む場合は理系脳です。

これらは必ず文系、理系のどちらであると断定できるチェック方法ではありませんが、子どもはどちらのほうが得意なのかという傾向を簡単にチェックすることができます。今後、得意なことを伸ばし、不得意なところを補ってあげるためにも、理系タイプか文系タイプかは知っておくと良いでしょう。

文系でも「読解力」があるかが重要

うちの子は本が好き、たくさん本を読む、だから文系で読解力もあると思いがちです。ですが、実際はたくさんの文章を目で読めることと、文章中に書かれていることを正確に理解することは別なのです。

計算が得意なのに、文章問題が解けない。理科や社会で問題文の意味を理解できずに回答できない。こういったことは、文系だから理系だからではなく、問題を読む力「読解力」があるかどうかによります。

文章で話すクセをつけさせる

そこで、幼いうちから習慣づけたいことが「文章で話す」ということです。言葉を話し始めた頃は「ママ」「ぶーぶー」など単語で話します。「まんま」が「ごはん」に変わっても、ママは子どもが「ごはんー!」と言えば「は〜い、ちょっと待ってね〜」と単語だけでご飯を食べたいと言っていると意味を理解し、ご飯を用意してしまうかもしれません。ですが、そうすると子どもの読解力を成長させる機会は減ってしまいます。

幼児のうちはあまり気にならないかもしれませんが、小学校に入学すると、「先生、トイレ!」ではなく「先生、トイレに行きたいです」と言えることが求められます。読解力をつけさせるためにも、社会で適応していくためにも丁寧な文章でどういうか? をいつも考えさせ、身につけさせておくことは必ず子どものためになります。

まだ話ができない子どもの場合でも、「ママごはんなの」と言うのではなく「ママは今、ご飯を食べているよ」と言葉を文章にして声かけしていきましょう。子どもにとっていちばんのお手本であるママがそう話し続けることで、お子さんはいつか自然に文章で話せるようになっていきます。

耳だけで聞くクセをつけさせる

インターネットやyoutubeなど無料でたくさんの情報が手に入る時代ですが、あまり頭に入っていなかったり、理解していなかったりする経験はないでしょうか? 視覚メインの映像では、どうしても情報入手を目に頼りがちになってしまい、しっかり読んでいる、聞いているつもりでも目で文字や映像を追うだけになってしまいます。

子どもが話を聞ける年齢なら、ママが声だけで本読みをしてあげたり映像はオフにして音声だけを流してみたりしましょう。視覚が使えない分、聴覚だけに集中させることができるので文章や言葉の意味、またその話の中で何が大事なことなのかをしっかり捉えようとするトレーニングができます。

読解力を身につけ、文系でも理系でも夢を叶えられるよう育てよう

文系・理系問わず必要な読解力。一流企業の大人でも3人に2人しか正確に文章が理解できていないという現状もあります。文章を正確に読む力を、幼いうちから養って将来お子さんが自分の夢が叶えられる土台を作っていきましょう。

参考:『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』新井紀子/東洋経済新報社

いろは

いろはライター・エディター

ASD、ADHD、LDの10歳男児、ASD、ADHD6歳女児と3人で暮らす。早稲田大学在学中に週刊誌の編集アシスタントを経験したことをきっかけに、今に至る。

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