【スマホ育児】って本当にNGなの?依存症にさせないための対策は
電車で子どもにスマホを見せていたら、知らない人に怒られた…なんて経験ありませんか?罪悪感はあるけれど、すぐに取り出せて、子どもが静かにしていてくれる便利なスマホ。今回は、「スマホ育児」のメリット・デメリットや、依存症にさせないための対策を紹介します。
【1歳で6割が使用!】子どもにスマホを使わせてる?
ある調査によると、1歳では63.0%、2歳では68.8%の子どもがスマホを利用していることがわかりました。
今や、育児においてスマホはなくてはならない存在になりつつあるのです。
スマホ育児のメリット・デメリットとは
賛否両論あるスマホ育児ですが、メリット・デメリットの両方を理解しておくことが大切です。
スマホ育児のメリット
1.飽きずに待っていてくれる
外食中や公共交通機関など、静かにしてほしい時にスマホを見せれば、周りに迷惑をかけず、親のストレスも軽減します。
2.自然に知識を吸収してくれる
最近ではさまざまな知育アプリが出ており、ひらがなや数字をゲーム感覚でマスターできるものもあります。
また、動画アプリで別世界を疑似体験できたり、ネイティブの英語を勉強することも可能です。
3.ご褒美にすると苦手なことを克服できる
「歯磨きをできたら動画を見られる」など、ご褒美としてスマホを使えば、苦手なことを克服できることもあります。
スマホ育児のデメリット
1.視力が低下する
長時間のスマホ利用は、視力低下に繋がります。
1回の視聴は15分ほどで、一日2~3回と分けて見せるのがおすすめです。
2.運動不足になる
スマホばかり見ていると、身体を動かす機会が減り、運動不足になります。
スマホを見たらストレッチや散歩をするなど、身体を動かす時間をつくりましょう。
3.親子のコミュニケーションが減る
スマホを見ていれば、家事や仕事がはかどりますが、親子のコミュニケーションの時間が減ってしまいます。
スマホの時間は制限し、親子の時間をつくりましょう。
スマホ依存症にさせないための対策3選
スマホを終わりにすると癇癪を起こしたり泣いたりする…という困ったパターンがあります。
スマホは刺激が強く、子どもが依存症になりやすいので、対策が必要です。
1.使用時間を具体的に決める
「少しだけ」と思っていても、ズルズルと次の動画を見ていることがあります。
大切なのは、「3時で終わり」や「動画は1本まで」など、具体的に使用時間を決めること。
スクリーンセーバー機能を使うのもよいでしょう。
2.スマホを見ながら食事はNG
食事中にスマホを見る習慣をつけてしまうと、ひとつのことに集中できない子どもになる懸念があります。
食事の時は会話を楽しむなど、メリハリをつけるようにしましょう。
3.次の行動を促してスマホから意識を変える
終わりにするとぐずる場合、別の行動を促してみましょう。
「ご飯を食べよう」「お散歩に行こう」など、スマホ以外のことに意識を向けることがおすすめです。
スマホに振り回されるのではなくコントロールしよう!
スマホを育児に使うことはタブーではありません。
大切なのは、スマホの利用をきちんとコントロールをすること。
使用時間などのルールを親子で決めて、スマホとうまく付き合っていきましょう。