なぜなぜ期で子供の知的好奇心を育てよう! 上手な答え方・NGな答え方を解説
差し出すもの全部がイヤイヤだった時期を経て、次にやってくるのがなぜなぜ期。目に見えるもの全部がなぜ? なぜ? なぜ? の対象になってしまうのが子供のなぜなぜ期なのです。この記事では、ママやパパに試してほしい、なぜなぜ期の上手な答え方とNGな答え方について解説します。
なんで? を連発。なぜなぜ期って?
なぜなぜ期は2歳から6歳の頃に起こり、心理学の世界では質問期と呼ばれています。人間の脳は3~6歳の頃に著しく発達するため、知的好奇心や学習意欲を伸ばすのに適している時期なんです。そのため、子供たち自身で、なぜ? と質問することで、目に映るものを整理し、どういったものなのかを捉え直していると言われています。
なぜなぜに対する上手な答え方3つ
1. その場で答える
回答を後回しにすると、子供も自分も質問を忘れてしまったり、ママやパパが答えてくれなかったと子供に思われてしまうことも。知的好奇心を育てたり、ママやパパに対する信頼感を得たりするためには、質問にその場で答えるのがベスト!
答えは正確でなくても構いません。どちらかというと、正確さよりもしっかりと丁寧に対応することが重要です。子供たちは、答えてくれるママやパパの対応を見ていますよ。
2. 一緒に調べてみる
ママやパパにも知らないことってありますよね。そんなときは「知らない」と答えて終わるよりも、一緒に調べて理解を深めるように取り組んでみましょう。今は、おうちにいながらネットですぐに調べることができるので便利♪ 休日に図書館に出かけて、一緒にお勉強してみるのもオススメです。
3. 逆質問してみる
時には「なぜ?」と聞いてきたお子さんに、逆に質問してみるのも面白いですよ。ある程度の年齢になると、自分で調べて理解することが可能です。子供たちが調べたことは、きっとママやパパに教えてくれるので、ぜひ真剣な眼差しで聞いてあげてください。
なぜなぜに対するNGの答え方とは?
なぜなぜ期は、子供の知的好奇心や自己肯定感、ママやパパに対する信頼感を育むのに大切な時期。ママやパパは、質問をバカにしたり、適当にあしらったりせず、丁寧に答えてあげるようにしましょう。子供たちは、質問の答えの正しさではなく、ママやパパがどう対応してくれるのかを見ていますよ。
とにかく答えてあげるで◎
なぜなぜ期の質問に対する明確な答え方はありません。ただ、本当の正解やあまり難しく答えても、子供は理解できないことがほとんどです。ですので、ママやパパは難しく考えず、子供が「なぜ? どうして?」と聞いてきたことに対して、その場でやさしく答えてあげることを目指しましょう。答えの中身よりも、ママやパパの真剣な態度が大切です。