子供の自我が目覚めたら?イヤイヤ期の乗り越え方は◯◯
「子供の自我が出てきて大変」「子供のイヤイヤ期にまいっている」ということはありませんか?
なんでも「イヤ!」と言われてしまうと、可愛い我が子でもイライラしてしまいますよね。今回は、子供の自我が芽生えたイヤイヤ期の対処法についてご紹介します。
イヤイヤ期は、子供の自我への目覚め
ご飯を出したら「イヤ!」、パンがいいと言うからパンを出しても「イヤ!」、牛乳がいいと言うから出したら「イヤ!」、オレンジジュースがいいと言うから出しても「イヤ!」。そんな答えも正解もないようなイヤイヤ期は、赤ちゃんの頃よりコミュニケーションが取れるようになった喜びもありますが、「イヤ!」と全力で拒否することも増える時期です。
しかし、これは子供の自我が芽生えた証拠。子供自身が自分がここに存在しているという自我が形成され、自分の意見を主張始める大事な成長過程です。
イヤイヤ期はいつ終わる?
なんでもかんでも「イヤイヤ!」と拒否するのは、まだ言葉で自分の気持ちをうまく伝えられないから。言葉で自分の気持ちを伝えられるようになってくると、イヤイヤ期も終わると言われています。
子供の自我の目覚めへの対処法
子供の自我に対応するコツは、諦める、好きに過ごす時間を作る、お願いをしてみるの3つです。
自我が芽生えた子供のイヤイヤ期は、予定通りにいかないことがあっても当たり前と思うようにする、そしてお子さんがやりたいようにできる時間を作ってあげる、譲れないときはお願いをしてみると、生活がうまく回ります!
①子供の自我が目覚めたら、予定通りにいかなくて当たり前と思う
子供の自我が目覚めたら、なんでもイヤイヤと主張を始めてきます。そんな時期は、「なんでも予定通りにいかなくて当たり前」と思いましょう。
子供にも意思がある
なぜなら、ママに意思があるように、子供にも意思が出てきただけだからです。例えば、大人同士でも、自分の意思だけでなく、友達に時間を合わせ、何を食べたいか聞いて、お互いの意思を確認しながら行動をするはず。自我が芽生えた子供にも、意思があります。子供の自我を尊重できるときは、してあげましょう。
ママにできる子供の自我の尊重
いつも決まった時間に食事をさせたいけれど、嫌がったら諦めて、食べたくなるまで待つ。夜は早く寝かせたいけど、寝ないときは眠くなるまで放っておく。
イヤイヤ期はずっと続くわけではない
今は仕方がないと諦めることでママのストレスはグンと低くなるはず。でも、どうしても譲れない、ママの都合に合わせて欲しいときもありますよね。
そんな場合の対応策をご紹介します。
②子供の自我が目覚めたら、子供にお願いしてみる
「保育園に行くときは寄り道せず、遅刻せず連れて行きたい」「寝る前の歯磨きだけは絶対にしてほしい」など、イヤイヤ期のときでもママの言うことを聞いて欲しいこともありますよね。
そんなときは、あらかじめ、子供にお願いをしておきましょう。
具体的に理由を説明し、お願いする
例えば「ママ、保育園に行くのが遅れると仕事に遅れちゃって怒られちゃうの。すごく怖くてイヤだから、保育園に行くときは準備を早くしてくれない?」「夜の歯磨きは絶対にしてほしいの。〇〇ちゃんが虫歯になるとママはすごく悲しい。歯磨きだけは、お願いだからしてくれるかな?」など具体的な理由を伝え、お願いしてみましょう。
お子さんはママが大好きです。自我が芽生えているイヤイヤ期でもママのことを喜ばせたい気持ちは強いので、ママのお願いは聞いてくれる可能性も高いのです!
③子供の自我が目覚めたら、自由にさせる時間を作る
子供の自我が目覚めたら、1日10分でいいので自由な時間を作ってあげましょう。なぜなら、イヤイヤ期は自分の意思で行動したい時期だから。
毎日少しでも自我を満たす時間があることで、「イヤ!」ということが少なくなります。
子供のスペシャルタイムを作る
例えば、公園や庭で「今の時間は自由にしていいよ」と言って、裸足になる、泥だらけになっても怒らない、紙をたくさん用意して「自由に遊んでいいよ」と言って、好きに遊ばせる、などお子さんのやりたいことを、本人のやりたいようにやらせてあげましょう!
子供の自我が目覚めたら「できることが増える」はじまり
子供の自我が芽生えるイヤイヤ期は、ママのストレスが溜まる時期でもあります。しかし、それは自分で自分の気持ちや感情を知り、それをやってみる大切な成長過程。それを繰り返すことで、「できる」が増えていきます。
今までは言うことを素直に聞いてたのに……とイライラしてしまうこともあると思いますが、イヤイヤ期はそう長くは続きません。ここまで子育てをがんばってきた分、少しの息抜き期間と思って、少し離れたところから見守ってあげられるといいですね。