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オイルに草花、身近なもので手作りスキンケア【親子ではじめる、エシカル暮らし・10】

2020.04.24

日に日にあたたかくなってきて、冬の間は気にならなかったアレコレも気になり始めるこの季節。春から夏、顔や身体につける必需品たち。

そんな毎日使うケア用品のいくつかを、我が家は手作りしています。材料は身近にあるものばかり。そして子どもと一緒に簡単に作れるものばかり。

今回はそんな手作りスキンケアについて書きたいと思います。

その1:ヨモギオイル

春といえばヨモギ! 山には至るところにはえていますが、都会でも道端や公園などにワシワシ生えるヨモギは、様々な効能を持つ薬草でもあります。匂いが良く、美味しく、この季節毎日のように摘んでは料理に使っているのですが、今年はヨモギオイルも作りました。

生のヨモギと、ヨモギの倍量の太白胡麻油(白)をホーロー鍋に入れ、ごく弱火で煮、オイルにヨモギのエキスを移します。30分ほどで深い緑色になり、いい香りがするようになったらサラシなどで濾して完成。

わたしはもともとスキンケアは長年オイルのみ(馬油やアルガンオイルなどを使っていました)。なので朝晩、顔にも身体にもヨモギオイル。とても調子よい!子どものマッサージにも使えるし、ちょっとした火傷や切り傷にも使えるという、あると安心な万能オイルです。

◆その2:デオドラントクリーム

あたたかくなると汗の匂いが気になるので、デオドラントは必須だったわたし。スプレータイプより、クリームタイプが好み。でもクリームタイプのデオドラント製品はプラスチック容器のものがほとんど…。プラ製品は減らしたい。なのであるもので試しに作ってみたところ、低コストで効果抜群。もう買わなくていいや、と思うように。作り方はミョウバン(ナス漬けなどに使うミョウバンは消臭効果が高く、市販のデオドラント製品の材料にも使われています)をすり鉢などでゴリゴリっと擦り、粉末状にしたものをワセリンに混ぜ、好みのエッセンシャルオイル(わたしはユーカリを使いました)を数滴落として更に混ぜる…だけ。

混ぜたものを、夫が使いきったミツロウバームの空瓶に詰めて。

家にあるもので作ったので、ワセリンを使いましたが、もうちょっと暑くなってきたらテクスチャーが固めのミツロウなど使ってもいいかもと思っています。

◆その3:へびいちごとドクダミの花のチンキ

もうちょっとすると、そこかしこに生え始めるへびいちごとの実とドクダミの花。毎年子どもたちと一緒に摘んで瓶に詰め、ホワイトリカーを注ぎます。10日ほどで琥珀色になったら、かゆみ止めのチンキが完成。虫刺されにはこのチンキがとても効くのです。

こちらは去年の残りのチンキ。今年もまた作らなくては。

ここに書いたものはわたしの自己流ですが、ちょっと調べるとたくさんのレシピが見つかります。自分の好みの配分や材料を選べるのも手作りの嬉しいところ。

身近にあるものの恵みを感じることができて、低コストで、余計なパッケージゴミがでない。
そして作るのは、実験みたいで楽しくもある。

手作りスキンケアはいいことばかり。子どもと一緒に、ぜひ作ってみてください。

中村 暁野

中村 暁野 (なかむら・あきの)編集者、エッセイスト。

一年をかけてひとつの家族を取材する、家族と一年誌「家族」編集長。家族にまつわるエッセイやコラムの執筆も手がける。夫と9歳女子、2歳男子、たれ耳うさぎのバターと一緒に、2017年から、山梨と神奈川の県境にある藤野へ移住。古い一軒家を少しずつ自分たちで改装しながら暮らしている。kazoku-magazine.com

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