夫のお小遣いの内訳は?どこまでお小遣いに含めるか決めるべき?
貯金や家計のために夫のお小遣いを減らせないか考えている方もいるようですが、何を基準に検討すればよいか悩みますよね。
今回は、夫のお小遣いの平均額や内訳となる使い道を紹介します。ぜひ、お小遣いの見直しの参考にしてください。
夫のお小遣いの平均は?
夫へのお小遣いの金額を減らしたいけれど、他の家庭ではいくら渡しているのか気になりますよね。新生銀行グループが「2020年サラリーマンのお小遣い調査」を実施した結果、夫のお小遣い平均額は39,419円で、前年度に比べると2,672円も増加。
働き方改革で残業が減っている方が多い中、4万円弱のお小遣いは多いと思う方と、いろいろ付き合いもあるから少ないと思う方がいるようです。
お小遣いの内訳は?
夫のお小遣いの平均額は分かりましたが、世の男性たちはお小遣いを何に使っているのでしょうか。主なお小遣いの内訳をみていきましょう。
1.昼食代
お小遣いの使い道のトップは、なんと昼食代です。男性会社員の昼食代の平均は1日585円。昼食代だけでお小遣いの約3分の1程度の額を使っていることが分かります。
2.嗜好品
昼食代の他にお小遣いの使い道で多いのは嗜好品。嗜好品とは「その人の好みによって味わい楽しむ飲食物」という意味で、コーヒーやお酒がこれにあたり、さらにタバコも含みます。
3.趣味
お小遣いをゲームやゴルフ、ギャンブルなどの趣味に使っている方も多いようです。趣味に使うお金は高額になりがちなため、使いすぎないよう自分でストップをかけなければなりません。
どこまでお小遣いに含める?
お小遣いに余裕がある人と足りないと感じる人との差は、どこまでをお小遣いに含めているかの違いではないでしょうか。特に昼食代と服飾費をお小遣いに含めるかどうかで毎月のゆとりが変わってきます。
昼食代は?
男性会社員の昼食代の平均は1日あたり585円でした。そのため、毎日500円ずつ昼食代として渡し、足りない分をお小遣いから払っている家庭もあるようです。
また、毎日お弁当を持参して節約している家庭も。昼食は会社の人たちとの付き合いもあるので難しい場合もありますが、お弁当の日を設けることでお小遣いに余裕が生まれます。毎日頑張っている夫のためにも、お小遣いに含めるかどうかをしっかり決めておきましょう。
服飾費は?
男性は自分の趣味にお金を使うため、洋服に関して無関心になりがち。家族で買い物に行き、夫の洋服は家計から出すという方法がいいかもしれません。
服飾費は額が大きくなる可能性もあり、お小遣いに含めると他に必要なものが買えなくなってしまいます。後々もめないためにも、服飾費をお小遣いに含めるかをしっかり話し合っておきましょう。
家庭内でルールを決めよう
お小遣いの金額や使い道は家庭によってそれぞれ違います。夫婦でしっかりルールを決め、お小遣いの内訳をはっきりさせておきましょう。そうすることで、お互いの不満も解消され、スムーズにお小遣いの見直しをすることができるはずです。