夫婦のポジティブな別居スタイルを紹介!メリットとデメリットも
夫婦が別居すると聞くと、ネガティブなイメージを持つ方も少なくないと思います。しかし最近は、良好な結婚生活を維持するために別居を選ぶ夫婦も多くなっているようです。
この記事では、ポジティブで前向きな考えを持った別居スタイルの紹介と、別居をするメリットとデメリットについて紹介していきます。
夫婦のポジティブな別居スタイル
「夫婦などが別れて住むこと」を別居といいます。ここでは、今後の夫婦生活をよりよいものにするための前向きな別居について説明します。
単身赴任など仕事の都合
単身赴任はご存じの通り、夫(妻)が単身で遠方に転勤することです。子どもの生活環境を変えたくない、配偶者の仕事を尊重したいなど、残りの家族のことを考えて別々の場所に住むことを選択することから、これもポジティブなタイプの別居といえるでしょう。
再同居を視野に入れた別居
離婚はせず婚姻関係を保ちながら、別の場所に住むのがこのタイプの別居です。一度留学してみたかった、田舎暮らしをしてみたかったなど、これまでの思いを実現してそれぞれの生活を充実させるため、のちに再同居することを前提に夫婦が別々に暮らします。
プチ別居
ストレスがたまった時などに相手から少し距離を置き、自分ひとりの時間を充実させるために、数日間別々に過ごすのがプチ別居です。
心の充電をフルにすることで気持に余裕ができ、ポジティブな気持ちで夫婦生活を再開できるのがよい点ではないでしょうか。
別居のメリットとデメリット
さて、ポジティブな別居をいくつか挙げましたが、夫婦が別々に暮らすことに対する心配や不安もありますね。ここでは、夫婦が別居するメリットとデメリットを挙げていきましょう。
夫婦が別居することのメリット
ポジティブな別居を選ぶときのメリットには、このようなことが考えられます。
- 人に合わせることなく自分のペースで生活ができる
- 相手に対して新鮮な気持ちを持ち続けられる
- 夫婦の関係を客観視できる
ポジティブな別居の目的は「夫婦関係のリフレッシュ」と「良好な関係を保ち続ける」ことです。
夫(妻)と距離を置きながら自分の時間を持つことで、夫婦関係のストレスを解消し、結婚関係を維持することができるのがメリットとだといえます。
夫婦が別居することのデメリット
それでは次に、夫婦が別々に住むことのデメリットを見ていきましょう。
- コミュニケーションが取りづらい
- お互いが努力し続けなければ関係が終わる可能性がある
- 住居や生活費などで倍のお金がかかる
物理的に離れるわけですから、これまでのように顔を合わせて話す機会は減ることが考えられます。
また、そのためにお互いが信頼しあってそれぞれの行動を尊重し合わなければ、せっかく選択した別居が悪い方向に進んでしまう可能性もあるでしょう。ポジティブな別居には、夫婦各々の努力も必要となるようです。
ポジティブな別居で良好な結婚生活を
お互いを尊重し、話し合い、自分たちに合った別居のかたちを選ぶことで、一緒に暮らしていたときよりもさらに良好な結婚生活を築くことができる可能性がある「ポジティブな別居」。
夫婦が別居するというのは、ただ単に離れて暮らすということではありません。十分に意識をすり合わせ、幸せな別居生活を送れるとよいですね。