専業主婦が辛いのはなぜ?働けない理由や辛い気持ちの解消方法も!
「専業主婦って、楽でいいよね!」そんなことを言われて、辛い思いをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、専業主婦が辛いと感じているのはなぜなのかと、辛くても働きに出られない理由、そして辛い思いを解消するための方法についてご紹介していきます。
専業主婦が辛いという人が挙げる理由
自由時間が多くて、うらやましいと思われがちな専業主婦。辛いと口にすると甘えだと言われそうで、周りに助けを求められずひとりで悩んでいる専業主婦は少なくありません。彼女たちが辛いと感じる理由には、どんなことがあるのでしょうか?
孤独を感じて辛い
夫がいない時間は、大人と話す機会がありません。毎日家事をこなしながら虚無感に包まれることも。
独身時代に仕事をしていた人は特に、何かを達成するという実感を得られない毎日に、社会から取り残されたような孤独や辛さを感じています。
育児が辛い
夫が仕事の日は、ワンオペ育児をするしかありません。自分のために食事をしたりトイレに行ったりする時間さえないのに、家事もこなさなければならないのです。
ひとりきりで行う育児のプレッシャーは大変なもの。睡眠時間もままならず、身体的にも精神的にも疲れ果てています。
収入がなくて辛い
必要なのは独身時代からの友人の冠婚葬祭費などで、買い物を楽しみたいわけではありません。でも家族のために働いている夫の収入から、自分用の支払いをするのはためらわれます。
仕事をしていた頃の貯金を切り崩し、減るばかりで増えない残高を見るたびに不安になるのです。
専業主婦が辛くても働けないのはなぜ?
ここまで読んで「社会から取り残され、収入がないことを辛いと思うならどうして働かないの?」と感じた方もいると思います。ここでは、専業主婦が働きに出られない理由を説明していきましょう。
子どもの保育手立てがない
専業主婦が働き始めるには保育所が必要ですが、パート代はほぼ保育料として消えてしまうし、フルタイムで働くには夫の理解と協力が不可欠です。
また、就職が決まらないと保育園に受かりませんし、保育園が決まる前に面接を受けられる会社はそう多くありません。
学歴や職歴など条件のあう仕事がない
病気や家庭の都合など、やむを得ない事情で高校を卒業できなかったり、卒業後すぐに結婚・出産して職歴がなかったりと、様々な理由で学歴や職歴に不安がある人がいます。やる気があっても、条件があう仕事が見つからない人もいるのです。
介護や体調不良など
自分の両親や義両親の介護のために、専業主婦にならざるを得ない人もいます。周りから「専業主婦だから介護をして当たり前」と思われてしまっている場合もあり、簡単には抜け出せない問題です。
ほかには自身の体調不良や、ブランクが長く自信がないといった理由もあるでしょう。
辛い気持ちを解消するにはどうすればいい?
ここまで読んで専業主婦ではない人も、専業主婦がなぜ辛いのか、どうして働けないのかなどがおわかりいただけたのではないでしょうか。ここからは専業主婦を辛いと感じているご本人へ、その気持ちを解消する術をご紹介します。
然るべき場所に相談する
専業主婦という状況を辛いと感じるのは甘えではありません。夫や友人、家族に相談できない場合はひとりで抱え込まず、ぜひこのような場所に話をしてみてくださいね。多くは無料・匿名で相談できます。
- こころの健康相談統一ダイヤル
- よりそいホットライン
- 女性健康支援センター
- 社会福祉法人 日本保育協会 ママさん110番
自宅でできる仕事を始める
スマホやPCさえあれば、すぐにでも始められる在宅ワークが存在します。仕事経験がなく不安を感じる方、ブランクが長い方や時間がないでも気軽に行える仕事もありますので、一度検索してみるとよいでしょう。主な在宅ワークにはこんな仕事があります。
- アンケートモニター
- ポイントサイト
- ハンドメイド販売
- データ入力
- ライティング
報酬の未払いを避けるには、個人と個人のやり取りではなく、在宅ワークをしたい専業主婦と仕事を依頼したい会社をつなぐサービス(マッチングサービス)に登録するとより安全でしょう。
辛さを抱え込まず少しずつ自信を取り戻そう
達成感ややりがいを感じづらい専業主婦は、辛いと思うことも少なくないかもしれません。たまには誰かに心の内を明かしたり、月に少額でも自由に使えるお金を手に入れたりしながら、少しずつ自信を取り戻して、辛い思いから抜け出すことができるようにしましょう。