夫から専業主夫になりたいと言われ困惑!専業主夫って実際どうなの?
近年は女性の社会進出が著しく、結婚や出産をしたあとも働き続ける人が増加傾向にあります。そんな時代の変化を受けて、専業主夫を選択する男性が増えているのです。
しかし、夫から「専業主夫になりたい!」といわれたら戸惑う人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、専業主夫が増えている理由や、専業主夫になって大変だったことを紹介します。
専業主夫とは?専業主夫の割合は?
専業主夫とは、家事や育児に専念する夫のことです。男性は仕事でお金を稼ぎ、女性は家事や育児を担当して家庭を守るといった従来の夫婦の形にとらわれず、専業主夫を選択する男性も増えています。
2015年の国勢調査によると、専業主夫世帯の割合は全体の5%も占めることがわかりました。1998年頃からの15年間では、専業主夫の数が2.6倍も増加。夫婦のあり方が変化していることがわかります。
専業主夫が増えている理由
ここ十数年で、なぜ専業主夫を選択する男性が増えているのでしょうか。次は、専業主夫が増えている理由を見ていきます。
働き方が多様化した
専業主夫が増えた一番の理由は、在宅ワークやリモートワークなど働き方が多様化したことが挙げられます。
ネット環境が整っていれば、会社に通勤しなくても自宅にいながら仕事をすることが可能になりました。その状況を利用して、専業主夫になることを決意する男性は多いようです。
女性の社会進出が著しい
従来に比べて、女性の社会進出が著しいことも専業主夫が増えている理由に挙げられます。
男性と同じくらい稼ぐ女性も増えているため、「男性が稼ぎ女性が家庭を守る」といった夫婦のあり方に変化が出ているのです。
専業主夫に聞いた大変だったこと
今まで仕事中心の生活を送ってきた男性が、すぐに家事や育児ができるわけではありません。そこで、専業主夫に聞いた家事や育児で大変だったことを紹介します。
家事に慣れるまでに時間がかかった
専業主夫になって大変だったことは、家事や育児に慣れるまで時間がかかったということです。とくに仕事人間だった男性ほど慣れるまでに時間がかかることも多く、妻のサポートなしでは家事が回らないことも。
もし夫が専業主夫になったら、完全に家事や育児を任せられるまで時間がかかることを覚悟しておきましょう。
ママ友と仲良くなれない
専業主夫は家事や育児だけではなく、ママ友ともしっかり関係を構築することも大切です。ただ男性ということもあり、自分からママ友の輪に入れないと悩む専業主夫も。
また、ママ友からすると女性だからこそ話せることも多いため、男性だと受け入れづらいと感じる場合もあるようです。
専業主夫は稀有な存在ではない!
従来の夫婦のあり方であれば、女性が働き男性が家事や育児をすることは珍しいですが、時代が変わった今、専業主夫は稀有な存在ではありません。
仕事中心だった夫が家事や育児をすぐに完璧にできるわけではありませんが、習得できれば妻の負担も軽減され、仕事に集中できます。
個人の生き方が尊重される昨今において、今後も専業主夫は増えることでしょう!