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子どもの事故を防ぐには「ひやりはっと!」をつけてみて。今日から実践できる事故の防ぎ方教えます。

子どもの事故を防ぐには「ひやりはっと!」をつけてみて。今日から実践できる事故の防ぎ方教えます。

皆さんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

最近、小さなお子さんの自宅での事故が頻繁に起きていますね。今回は、「事故」をテーマにどのように防いでいったら良いのか? 保育園では子どもの事故をどのように防いでいるのか? 実体験を交えながら書かせていただきました。皆さんの大切なお子様の命を守るための参考資料になれば幸いです。

ヒヤリハットをノートに記録する

皆さん、ハインリッヒの法則という言葉を知っていますか? これは、5000件以上について調べた研究に基づいて作られた法則です。同じ人間の起こした同じ種類の330件の災害のうち、300件は無傷で、29件は軽い傷害を伴い、1件は報告を要する重い傷害の事故になっているそうです。

保育の現場では「ヒヤリ!ハっと!」とした事故を記録するヒヤリハット報告書というものを書いて、子どもの危険箇所を放置して大きな事故にならないようにみんなで気をつけるという意味も含めて書いています。

このヒヤリハット報告書を出せば出すだけ、事故が防げるということに繋がっています。みなさんも、家庭で育児をしている時に「ヒヤリ!ハッ!」としたことはありませんか? そのままにしておくと大きな事故を起こす危険性があると思いませんか? 事故を起こしてから「あぁ、わかっていたのに…」なんてこともありますよね。記録に残すというのは、自分だけの視点ではなく他の人の視点を知る事になります。

例えば、パパが見ている視点とママが見ている視点は、すべてが同じだとは限らないですよね。このヒヤリハットノートを置いておいて、いつでもメモを残せるようにしておけば、お互い気づかない危険箇所に気づくことができます。以前、育児は男性が参入したほうが子どもの不慮の事故が少なくなると言うことをお話しましたが、ヒヤリハットでも同じことが言え、見方と視野が広がれば事故や怪我を防ぐことができます。

事故が起きる場所には早めに対策する

保育園でも事故が起きそうな場所は、未然に防ぐためすぐに現場の職員に共有をして、事故が起きそうな場所への対策をします。

乳幼児に多い事故のベスト3

転落…階段には必ずベビーゲートと言われるものを設置すると良いでしょう。また、ゲートの前や窓の前には、踏み台となるようなものは絶対に置かないように。落下防止の網目状のものも事故に繋がりますので、気をつけましょう。

誤嚥…自宅で栽培しているミニトマトなどを口に入れて、窒息に繋がる事故も多く起きています。お子さんが小さなうちは、ミニトマトなどを栽培するときは、虫よけのような網をかけて、誤って口へと運ばないように注意して見ていきましょう。

誤飲…近年増えているのが、キューブ型の洗剤の誤飲です。柔らかくて、光に当たるとピカピカしていて、香りもついていると、子どもはそれだけでも興味を抱き、口に入れてしまいます。洗剤などはとにかく子どもの目の届かない場所へしまうようにしてください。また、洋服についた装飾(スパンコール、ビーズなど)も、落ちてしまった時には誤飲に繋がります。

このように、予めどのような場所やもので事故が起きやすいかを知っておくと、未然に防ぐことができます。

「うちは大丈夫!」や「うちは事故なんて…」という過信が一番怖いです。実際に事故を起こした人も、「まさかうちが…」と思う人も多くいます。また、事故は家の中にいる人だけが気をつければ防げるものでもありません。例えば、外部からも誤飲の原因となるような物が運ばれて事故に繋がることも多くあります。

子どもの特性を私達子どもを育てていない大人も関心を持ち、皆で気をつけてみていけるような環境を作っていきたいですね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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