片親なら将来は一人暮らしになる?今後のためにしておくべきことは
片親の場合、将来的には子どもが独立して一人暮らしになる可能性も大きいかもしれません。将来不安なく暮らせるように、今からできることはやっておきたいもの。そこで、片親のママがやっておくべきことについてまとめてみました。
片親が抱えやすい不安
片親の場合、将来のことを考えると不安という方は多いのではないでしょうか?子どもが独立したら一人で過ごすのだろうか、という漠然とした不安です。 お金も不安材料の一つで、現在の収入は毎月の生活費や教育費、そのほか子どもにかかる諸々のお金などで消えてしまうことが多いでしょう。
老後に安心して暮らせる十分なお金はあるのだろうか、今の家に住み続けることはできるだろうか、仕事はいつまで続けられるのだろうかと片親の不安は尽きません。
一人暮らしに向けて検討しておきたいこと
将来一人暮らしをすることになっても、問題なく暮らせるように、今のうちに三つのことを検討しておきましょう。
節約・貯金を心がける
一つめは、節約・貯金です。今は元気に働いていたとしても、けがや病気などで働けなくなるかもしれない上、収入減になるかもしれません。いざというときに困らないよう、今から老後資金を貯めておきましょう。
外食はしない、ごはんは一日分をまとめて炊く、家族が同じ部屋で過ごし電気代を節約する、洋服はおさがりやフリマを活用するなど、節約を積み重ねることが大切です。無駄な出費をしていないか、時々家計を見直すようにしましょう。
仕事を見直す
日々の生活費そして貯金のためにも、安定した収入は欠かせません。収入を増やすためには、正社員になる方法も検討してみてください。今の仕事に役立つ資格を取得するのもよいでしょう。また、給料アップの交渉をしてみるのもいいかもしれません。
そして、副業を始めることも検討してみてください。自分の得意なこと、無理なく続けられることがポイントです。複数の仕事があることで貯金もしやすくなりますし、精神面でも安定するでしょう。
住まいの検討
まずは、今の住まいから検討してみてください。家賃を毎月問題なく払えていても、十分に貯金できない状況だったら、もっと賃料が安いところに引越しを考えてもよいかもしれません。
また賃貸ではなく、家を買うという選択肢もあります。条件に合っていれば住宅ローンの審査に通る可能性はあるので、片親だからといって審査に落ちることはありません。
そして将来の住まいも、今のうちから考えておきたいもの。今の家に一人で住み続けるだけでなく、高齢者向けのシェアハウスに住むという選択肢もあります。また、老人ホームや子ども家族と同居するという選択肢もあるので、将来の住まいについてもイメージしておきましょう。
公的支援や家賃補助を活用する
片親は、生活費の負担がとても大きいので、公的支援や家賃補助を活用しましょう。公的支援には児童手当や児童扶養手当、ひとり親家庭の医療費補助、保育料の減免など、様々な支援があります。
そのほか、自治体独自の支援制度もあるので、地域のHPで調べてみてはいかがでしょうか?
いざという時は最終手段
どんなに頑張っても生活が大変という状況になったら、片親が自治体から低利子でお金を借りられる「母子福祉資金貸付制度」を利用するのも一つの方法です。
また、生活保護を受けるという方法もあります。条件を満たしていれば生活保護を受けることができるので、最終手段もあると覚えておくと安心ですね。
子ども独立後に向けて計画的な準備を忘れずに
子どもが独立してから老後の暮らしの準備をすると、手遅れになってしまいます。片親だと不安も多いかと思いますが、今のうちから老後に備えて計画的に準備をしておきましょう。