片親家庭でも幼稚園に入園できる?面接前に知っておきたいことは?
片親家庭で、子どもを幼稚園に入れたいと思っている方も多いのではないでしょうか?2019年10月から幼児教育の無償化が始まり、保育料が原則無料になったことで、片親家庭でも幼稚園に入園させやすくなりました。
とはいえ、仕事をしながら幼稚園に子どもを通わせるのは大変。片親の場合どんなことに気を付けたらよいか、まとめてみました。
片親の場合の幼稚園選びについて
幼稚園には習い事が充実しているところもあれば、園庭が広くのびのびと遊べるところもあります。魅力的な幼稚園は多いですが、日々通わせることになるので、片親家庭はなおさら慎重に幼稚園を選びましょう。
母親の負担が少ないのが理想
やはり、母親の負担が少ないことが大事です。バスの有無やお弁当の有無などは、特にチェックしておきましょう。毎日幼稚園まで送り迎えし、さらにお弁当も必要となると大変だからです。
また、行事が多いかどうかもチェックしておきたいもの、母親の出番が多いとどうしても負担が多くなってしまいます。片親の場合、仕事と両立できる幼稚園かどうかが大事といえるでしょう。
幼稚園の面接について
幼稚園の面接は親子共に緊張するかもしれませんが、いくつかのポイントさえ押さえておけば問題ありません。
面接でのポイント
一つ目のポイントは、「挨拶や受け答え、身の回りのことが自分でできる子かどうか」です。子どものしつけがきちんとできているかを、見られているとも言えます。もし子どものことで気になることがあれば、面接できちんと伝えましょう。
二つ目は、親の様子です。どんな親か、幼稚園の方針を理解しているか、なども見られていると思っていいでしょう。といっても、当日だけきちんとしたらいいというわけではありません。普段からきちんと子育てしているかどうか、が大事なのです。
子どもの世話を焼き過ぎない
面接で子どもが質問されているとき、親が代わりに答えるのは避けてください。「子どもが上手く受け答えできるか」ではなく「子供が自分で答えられるか」が大事なので、温かく見守ってあげましょう。
また、本人ができることを先回りしてやってしまうのは控え、子どもの世話を焼き過ぎないようにすることが望ましいです。
子どものサポート体制について
仕事をしながら幼稚園の行事や送り迎えもこなすのは、片親の場合は特に大変です。万が一のときに備えて、子どものサポート体制を整えておきましょう。
行事や送り迎えなどのサポート
幼稚園の行事や毎日の送り迎え、夏休みなどの長期休みの対応など、どうしても無理なときは、誰かにお願いできるようにしておきたいもの。実家の両親や幼稚園の預かり保育、仲良しのママ友にお願いするのもいいかもしれません。
日頃からしっかりとコミュニケーションをしておき、ママ友が困っているときは率先して手伝うことも大事です。幼稚園の先生とも、日頃からコミュニケーションをとっておきましょう。
仕事と両立できる幼稚園生活を目指そう
幼稚園で、親子共に楽しい思い出をたくさん作るためにも、仕事と無理なく両立できることが必須です。まわりにサポートしてもらいながら、我が子の成長を温かく見守ってあげましょう。