最強の朝活!?「朝散歩」で1日を始めよう!そのメリットとやり方を解説
1日の始まりをすてきなものにするために、また、日々の健康のためにおすすめの朝散歩。ランニングやヨガよりも気軽に始めやすいので、自分もやってみたい! と思っているママは多いのではないでしょうか? この記事では、朝散歩をするメリットと効果的なやり方について解説します。
朝散歩とは?
「朝散歩」は、名前の通り、朝起きてすぐに散歩することを指します。最近はコロナウイルスによる自粛生活に伴い、運動不足やストレスの解消のために行う人が増えているそうです。
モーニングルーティンや朝活の一環として、何か運動を始めたいという人も挑戦しやすいのが朝散歩。真剣にやると、一体どんな効果があるのでしょうか?
朝散歩するメリットとは?
1. 1日のパフォーマンスがアップする
朝を散歩から始めると、外の空気をたっぷりと吸い込むことができ、明るい気分で1日を始めることができます。また、朝日を浴びることで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌も活発化させることができ、精神の安定を図るのに効果的だと言われているんですよ。
2. 質のいい睡眠が取れるようになる
先ほどのセロトニンは、催眠作用がある「メラトニン」を作るのに欠かせない物質。セロトニンがしっかりと分泌されることで、入眠や睡眠の質を高める効果が期待できます。
3. ビタミンDを摂取できる
ビタミンDは、骨を丈夫にするのに欠かせないホルモン。不足していると、骨粗鬆症になる危険性も。それほど大切なものなのですが、多くの日本人には欠乏していると言われています。
食べ物から摂取できるほかに、紫外線を材料として体内で生成することも可能です。10分ほど皮膚に日光を当てるだけでいいので、10〜30分が目安の朝散歩がうってつけなのです。
4. 体内時計が整う
質のいい睡眠を取りたい、気分を安定させたいという人は、体内時計を整えておく必要があります。催眠作用がある「メラトニン」は、2,500ルクス以上の太陽の光を浴びることで分泌を抑制することが可能です。
2,500ルクスとは、晴れた日の窓際で浴びる光くらいの強さだと言われていますが、雨の日や曇りの日でも、5,000〜10,000ルクスほどの明るさがあるので、天気が悪い日の朝散歩も有効です。
※ ルクス:照明の明るさの程度を表す単位
心と体が元気になる! 朝散歩のやり方
1. 10〜30分だけ歩く
朝散歩は10〜20分で十分! ちょっと短くない? と思われるかもしれませんが、日光を浴び始めて10〜15分ほどで「セロトニン」の分泌が活性化するので十分なのです。
これくらいの長さなら、子育てや仕事に忙しいママでも挑戦しやすいですよね♪
2. 朝起きて1時間以内に始める
「メラトニン」が分泌されるのは、体内時計がリセットされてから15〜16時間後と言われています。ですので、体内時計をリセットするのにも有効な朝散歩は、起きてから1時間以内に行うと、より高い効果を得ることができます。
また、朝早くなら紫外線もそこまで多くはないので、紫外線の影響を受ける心配も少なくなります。
3. 一定のリズムで歩く
歩くときは、一定のリズムを刻みましょう。「セロトニン」は、小気味いいリズム運動をしながらだと活性化しやすいと言われています。朝散歩のほかに、咀嚼や呼吸なども一定のリズムを刻みながら行うと、「セロトニン」の活性化につながるので、ぜひ試してみてください。
4. 紫外線対策はNG
「セロトニン」やビタミンDを活性化させたい! そんな人は、サングラスや日焼け止めを使用しないほうが効果的です。朝起きてすぐの時間なら、それほど日差しは強くないので、日中ほど日焼けの心配がいりません。
5. 週に2〜3日でOK!
どんな運動でも、習慣化することでやっと効果が現れるもの。朝散歩も習慣化できると、心と体の健康を、長期的にケアするのに役立ちます。まずは週2〜3日から始めて、1か月続けるようにしましょう。無理がなさそうなら、日にちを増やしてみるのがおすすめです。
朝散歩は一人でも、家族でするのも楽しい♪
朝散歩は、ママが一人の時間を作りたいときにするのでもいいですし、家族で運動したいというファミリーにもおすすめです。家族でのんびりできる週末の朝から、始めてみませんか?