育児のワンオペ!そのとき夫は何している?妻はどうすべき?
育児は夫婦二人で協力して行うものです。しかし女性に負担がかかりがちで、妻によるワンオペとなることも珍しくありません。育児が妻のワンオペとなるとき、夫は一体何をしているのでしょうか。また、妻がどう対応すべきかについても解説します。
育児のワンオペは共働き世帯でも!
夫婦の一方が外で働き、もう一方が専業主婦(主夫)の場合は、育児はワンオペになりがちです。しかし、夫婦のどちらもが働く共働き世帯でも、夫の育児は週にわずか16分、妻の育児は週に56分と大きな差が見られています。このことからも、共働き世帯においても妻のワンオペ育児がうかがえるでしょう。
育児だけじゃない!家事もしない夫たち
ワンオペになるのは、育児だけではありません。家事も妻に負担がかかている世帯が多いです。共働き世帯において夫が家事をする時間は1週間にわずか15分、一方、妻は3時間16分も家事を行っています。育児も家事も仕事も妻に負担がかかるのでは、決して夫婦の関係が公平とは言えないでしょう。
育児のワンオペに慣れると夫は不要?
ワンオペに慣れてしまうと「夫がいないほうが楽」と感じるようになることがあります。育児のワンオペと夫の存在価値について見ていきましょう。
手間のかかる夫ならいないほうが楽?
協力して育児や家事を行うどころか、自分で自分の世話もしない夫もいます。家に帰ってきてもテーブルで食事を待つだけ、脱いだ服はそのまま、そんな夫なら、家にいないほうが妻の作業量は減るでしょう。
傍観している夫はいないほうが楽?
自分で自分のことはするけれども、育児や家事にはノータッチの夫もいます。例えば妻が育児・家事に追われて次から次へと作業をこなしているのに、テレビやスマホに夢中で何もしようとしない夫もいるでしょう。このような夫は、自分が家事や育児をする当事者であるということが分かっていません。
夫が出張中のときのワンオペは仕方なし
育児や家事は、夫婦どちらかだけが行うことではありません。たとえ片方が専業主婦(主夫)であっても、一方が外で働いているときに家事や育児に専念しているわけですから、二人どちらもが家にいるときは家事と育児を分担して行うべきなのです。
とはいえ、出張などで家にいないときは別と考えられるでしょう。夫が出張中のときはワンオペは仕方ないですが、難しいときは家事代行サービスなどの外注サービスも利用できます。
海外赴任はついていく?ワンオペで回す?
夫が海外赴任になったときは、家族一緒の生活を優先してついていくこともできますが、妻のキャリアも優先して日本にとどまることもできます。どちらが良いではなく、考え方の違いなので、海外赴任の先輩ママ・先輩パパの意見に従う必要はありません。
夫に家事育児の当事者意識があるかが問題
育児がワンオペになるかどうかは、夫が家事育児の当事者意識を持っているかに左右されます。「家事や育児は妻がするもの」という認識を持っている夫とは、生活が難しくなるかもしれません。話し合って夫の意識を改革していきましょう。