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親の呼ばせ方に悩んだら……?「呼び名」の決め方をご紹介

親の呼ばせ方に悩んだら……?「呼び名」の決め方をご紹介

子供ができると、まず初めに考える親の呼ばせ方。子供には、親をどのように呼ばせるといいのでしょうか。

親の「呼び名」の種類

・パパ、ママ(約6割)

・お父さん、お母さん(約3割)

・父ちゃん、母ちゃん

・とと、かか

・親の名前に「くん」「ちゃん」づけ

今の日本での親の呼び方は「お父さん、お母さん」よりも、「パパ、ママ」の方が多いそうです。

最初の親の呼ばせ方は、親によって決まる

子供は大人の言うことをそのまま真似して発音します。こう呼ばせたい、という希望があれば親が「ママはね〜」「お父さんはね〜」と語りかけていきましょう。

親の「呼び名」の決め方

●幼い時の「言いやすさ」を重視する

まだ言葉を発し始めたばかりの子供は、はっきりと「おとうさん、おかあさん」とは発音できません。だから、言いやすさを考えて初語として教えるのであれば「パパ、ママ」のア行の音の方が良いでしょう。

「とと、かか」も短い呼び名ですが、「か」に比べ舌を使って発音する「と」は、習得するのに時間差が出てしまうかもしれません。

●将来を考えて今から呼ばせる

子供も幼児期から学童期になるにつれ「お父さん、お母さん」の方が好ましい場面も増えてきます。

呼称には、ただ相手を呼ぶだけでなく愛着という重要な役割もあります。急に呼び名を変更させることで、その愛着を突然奪われたように感じてしまうこともあります。例えば、今まであなたが◯◯くん、◯◯ちゃん、と呼ばれていたのに突然苗字で◯◯さんと呼ばれることを想像してみてください。急に距離ができたように感じるのではないでしょうか。こだわりが強く、色々なことを変えることに抵抗感のあるような子供の場合は、どちらかに決めてその呼び名を続ける方が、子供の負担は減るはずです。

●幼い時は「パパ、ママ」、成長してから「お父さん、お母さん」

小さい時は「パパ、ママ」と呼んでほしいけれど、大きくなってからは「お父さん、お母さん」と呼ばせたい場合は、いつから「お父さん、お母さん」に変えるのかを考えてみましょう。もし、親の呼び名を変える年齢が18歳以降、あるいは15歳くらいなど子供自身もそう呼ぶことに抵抗がないような年齢に望むのであれば問題ないでしょう。周囲でも「家の外ではお父さん、お母さんと呼ぶ」と認識しやすい環境が整っているからです。

しかし、小学校入学時のような幼いうちに親の呼び名を切り替えたいという場合は、子供が突然パパやママという愛着対象を奪われてしまったように感じさせないために、子供に繰り返し説明を続けていきましょう。子供自身が「今はパパ、ママと呼ぶけれど、小学校に入ったら呼び方を変えなきゃ」と思えるようにしていくことで、不安なく呼び方を変えることができるようになるはずです。

●最初だけ決めてあとは子供本人に任せる

小さい時は自分のことを名前で呼んでいても、いつしか外では自分のことを「僕、私」と言うようになります。同じように、親の呼び名も成長と共に自然に変化していきます。友人の前、学校、会社、そして親の前など、その場によって呼び方を変えて呼ぶようになります。

親が希望する「呼び名」を子供に伝える

もし子供が変な呼び方をする、あるいは大人になっても呼んで欲しい呼び名があるときは「お父さんは、お父さんと呼んでくれたらすごく嬉しいな」「ママは大人になってもずっとママって呼んでほしいな」というように、子供に親の希望の呼び方を伝えましょう。

大人になった子供に親が決めた呼び名を強いることはできませんが、子供は親が大好きです。その気持ちを表現しなくなっていたとしても、父母の呼んでほしい呼び名を伝えることは、子供が親を喜ばせる方法を知るきっかけになります。親孝行をしたいなと思った時に、ふと、不意に、その呼び方をしてくれる時が来るはずです。

親の「呼び名」は、子供の個性に合わせて考えていこう

生まれた時には呼ばせ方をこうしたい、と思っていても子供は別の呼び名で呼びたいと思う時期も出てきます。子供の気持ちはその子に合わせて受け入れつつ、親としてこう呼んでほしいという希望を伝えより良い親子関係を作っていきましょう。

いろは

いろはライター・エディター

ASD、ADHD、LDの9歳男児、ASD、ADHD6歳女児と3人で暮らす。早稲田大学在学中に週刊誌の編集アシスタントを経験したことをきっかけに、今に至る。

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