共働きと専業主婦で違う!お金の管理方法とトラブルを回避するコツ
結婚したら、お金の管理をどうすればいいか分からないと悩む人も少なくありません。共働きや専業主婦など家庭状況によってお金の管理方法が大きく異なることも多いようです。
そこで今回は、共働きと専業主婦それぞれのお金の管理方法を紹介します。夫婦間でのトラブルを回避するコツも紹介しているので、ぜひ参考にしましょう。
共働き夫婦のお金の管理方法
まずは、共働き夫婦によるお金の管理方法から見ていきましょう。
妻がお金を管理、夫は小遣い制
共働き夫婦で多いのは、妻がお金を管理して夫は小遣い制にする家庭です。管理者が明確なので、お金の管理がしやすく貯蓄もしっかりできるのが特徴。ただお小遣い制の夫はお金の自由が利かないため不満が溜まりやすい傾向があります。
財布は別々!項目ごとに支出を分担
共働き夫婦の場合、ダブルインカムになるので財布を別々にする家庭も多いようです。例えば家賃は夫、食費や光熱費は妻など項目ごとに分担しているところも少なくありません。
収入額を知られたくないときは財布を別々にするのが楽ですが、お互いの貯蓄額が不透明なところが懸念点です。
収入に応じて生活費を負担
共働きではあるものの夫と妻とで収入に格差がある場合は、収入に応じてどちらかが負担している家庭もあります。
公平なのでお金のことで、夫婦喧嘩になりにくいのが魅力です。ただ貯蓄がしっかりできているか分かりにくいところがあります。
専業主婦(夫)のお金の管理方法
専業主婦の家庭の場合は、圧倒的に妻がお金の管理をして夫はお小遣い制を採用するケースが多いようです。共働きと比べると収入額が減りますが、毎月一定の金額を貯蓄に回して家計を支える妻も少なくありません。
喧嘩を回避するお金の管理方法は?
どちらか一方にお金に関する不満が生じると、夫婦喧嘩に発展するケースも少なくありません。ここからは、喧嘩を回避して円満にお金を管理する方法を紹介します。
共通の口座を作りふたりで管理する
お金の管理が原因で喧嘩に発展するのは、どちらか一方が不満や不公平を感じているときです。お互いに不満や不公平を感じないためには、共通の口座を作りふたりで管理するのがおすすめ。
毎月必要な生活費をその口座に入れるようにして、共通の出費以外は使わないようにするのです。また、生活費を入れる口座とは別に貯蓄用の口座を作っておくのもいいでしょう。どれくらい貯蓄が溜まっているか明確になるので、不安を感じることもありません。
家計簿アプリを夫婦で共有する
スマホで簡単に管理できる家計簿アプリを利用してお金の管理をするのもおすすめです。なぜなら、夫婦の中には複数の口座を作るとお金を管理しづらいと感じるケースもあります。
そんな夫婦には起動するだけで、お金の状況が分かる家計簿アプリが最適です。入金や残高確認はもちろん毎月の支出額やクレジットカードの利用額まで、お金の出入りを把握できます。お金の状況を夫婦で共有できるため、不平等感も生まれにくくなるでしょう。
新婚のうちにお金の管理方法を決めておこう!
お金の管理方法を決めずに結婚生活をスタートさせてしまうと、不満や不平等感が生まれ喧嘩に発展することもあります。
新婚のうちに、お金の管理方法を決めて不平等感が生まれない環境を整えておくことがいいかもしれません。また、お金のことで喧嘩することが多い夫婦は、お金の管理方法を一度見直す時期だといえるでしょう!