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どうして? 子どもの失礼な発言。注意はするべき・しないべき?

どうして? 子どもの失礼な発言。注意はするべき・しないべき?

「あのおばさん太ってる!」「このお料理全然おいしくないね」など、子どもが失礼な発言をして場を凍らせた、人を怒らせてしまったという経験があるママやパパは多いはずです。まだまだ場の空気を読んだり、言っていいこと・悪いことを判断したりできない子どもたち。仕方ないことですが、保護者としてはどう対応すべきか悩みどころですよね。この記事では、子どもたちが失礼な発言をしてしまう理由や対策について解説します。

場がヒヤッと凍る、子どもの失礼な発言

思ったこと、目にしたこと、大人だったらスルーするようなことをそのまま口に出してしまう子どもたち。小学校入学前だと、社会性が育っていないことや、言葉の拙さが原因だと考えられます。親としては仕方がないと思っても、周囲の目が気になりますよね。同じように子どもを持つ親になら「わかるわかる」と思ってもらえるかもしれませんが、子どもを持たない人には「親の躾がなっていないな」と思われるかもしれません。

子どもが失礼な発言をする理由とは?

まだ思考も言葉も拙い子どもだから仕方がないというのはもちろんですが、どうして失礼なことを平気で口にしてしまうのでしょうか? 考えられる理由をご紹介します。

・言っていいこと・悪いことの判断がつかない

言っていいことや悪いことは、その場の状況に応じて判断されます。大人だったら場面や相手に応じた対応ができますが、生きていく中で段階的に学んでいくものなので、まだ小さな子どもたちには無理と言えるでしょう。ただ、こういった場面を経験することで、「今は言ってはいけない」「後で言ったほうがいいかも」といったことを学ぶ機会になります。

・親や兄妹の影響

親や兄弟姉妹の口が悪かったり、ネガティブな発言を繰り返したりしていると、小さな子どもは真似する場合が考えられます。子どもの前で職場や友達の愚痴や悪口を言っていませんか? テレビを見ているときに、出演者や番組内容を悪く言っていませんか? 子どもは周囲の人の言動を真似しながら成長するので、特にママやパパは自分たちが発する内容に気をつけるようにしましょう。

・発達障害の可能性も

子どもの失礼な発言は、発達障害が関係していることも考えられます。相手がどう思うのかという想像力が欠如しており、失礼な言動につながるのです。もちろん、お医者さんの診断なしには障害の有無は決めつけられませんが、そういった言動が元になって発達障害に気づくという場合もあるそうです。

【参照
引きこもりと発達障害|星野仁彦 https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/hikikomori/handbook/pdf/1-2.pdf
発達障がいの気づき|医療法人社団 まつもとこどもクリニック https://www.matsumoto-kodomo-clinic.com/disorder/

子どもが失礼な発言をしたとき、すべきこと・注意の仕方

外出先で子どもが失礼な発言をしてしまったとき、一番冷や汗をかくのは一緒にいる大人です。悪気がないことが多いので、どう注意していいのかわからなくなった経験があるかもしれません。ひと目でふざけている、悪気があるとわかる場合は、注意したり叱ったりが正しいですが、そうでない場合は一体どうしたらいいのでしょうか?

1. 相手にはさっと謝る

ここまで説明したように、子供が失礼な発言をする背景には、ひと言では言い表せないいくつかの理由があると考えられます。だからと言って失礼なことを言われたほうは、その背景や理由まで思いやるのは難しい場合が多いでしょう。よって、背景や理由にかかわらず、「失礼なことを言って申し訳ありませんでした」と、相手にさっと謝ってしまうことが得策と言えます。

2. 子どもには訂正する

悪気がなく、ただ目に映ったことを口にしただけの場合、ただ叱ってしまうのはNGです。この場合はなぜ失礼なことを言ってはダメなのか、人に向かって言わないほうがいい理由などを教えてあげたり、訂正してあげたりしましょう。「そういうこと言っちゃダメ」という注意の仕方は、理由がわからないけど言っちゃダメという理解になってしまい、相手の気持ちや自分が言った言葉について考える機会を奪うことになりかねません。

子どものお友達や見知らぬ子どもに失礼なことを言われたときは?

自分の子どもの友達や、見ず知らずの子どもに失礼なことを言われたとします。皆さんならどのように対応しますか? 「正直ムカつく!」というのが本音かもしれませんが、ここは大人として冷静に対処したいところ。

これが正解、という対処方法はありませんが、見たものをそのままに口に出してしまう子どもの場合、例えば家の中が汚い、太っているといったことは、認めつつもたしなめるようにするといいかもしれません。「そうだね〜、でもそういうことを言うとおばさん傷ついちゃうよ」という感じです。

本気で注意してしまう人もいるかもしれませんが、大人同士のトラブルにつながりかねません。見ず知らずの子どもならスルー。子どもの友達であまりにしつこいようなら、その子のママに相談することも考えましょう。

言葉の学びや想像力を養うチャンスにしよう!

子供が起こすドキッとするハプニングや間違いは、子どもが成長する機会につながります。失敗と正しいことがセットで学べると、きっと子供たちもそれを次に活かしたくなるはずです。

きく

きくライター

美、食、住に貪欲な、20代から40代の女性向けメディアで活動中の執筆屋。34歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受け、自分の過去や特性を研究しながら、発達障害やその疑いに悩む人に向けた記事を執筆します。

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