食費の平均と内訳はいくら?一人暮らし・夫婦・3~5人家族別に紹介
家計の中でも、決して外すことはできない「食費」。例えば同じ3人家族でも、食べる物や食事のスタイルは家庭ごとに異なるので、食費とその内訳も大きな違いがあるのです。
そこで今回は食費の平均と内訳を、一人暮らし、夫婦、3・4・5人家族ごとに分けてご紹介します。また、食費を抑えるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【一人暮らし・夫婦・家族別】食費の平均と内訳
一人暮らし、夫婦、3・4・5人家族それぞれの食費の平均と内訳を見てみましょう。
一人暮らしの食費の平均と内訳
一人暮らしの食費は、男性と女性で差があり、男性の方が高い傾向にあります。
男性の平均食費:約4.9万円
男性の食費の内訳
- 食料品:約2.6万円
- 外食:約2万円
- 酒類:約3千円
女性の平均食費:約3.8万円
女性の食費の内訳
- 食料品:約2.5万円
- 外食:約1.2万円
- 酒類:約1千円
男性の方が食費は高いですが、内訳を見てみると食料品ではなく外食と酒類で大きな差が出ていることが分かりますね。
夫婦の食費の平均と内訳
夫婦の食費の平均と内訳を見てみましょう。
平均食費:約4.8万円
内訳
- 食料品:約2.3万円
- 調理食品:約1.1万円
- 外食:約1万円
- 酒類:約4千円
夫婦の食費や内訳は、共働きかそうでないかで変わることが特徴です。夫婦共働きの場合は、調理前の食品費が減り、代わりに外食費やお弁当やお惣菜などの調理食品代が高くなると考えられます。
3・4・5人家族の食費の平均と内訳
3・4・5人家族それぞれの食費の平均と内訳は以下の通りです。
3~4人家族の場合
平均食費:約7~8万円
内訳
- 食料品:約4.7万円
- 調理食品:約1万円
- 外食:約1.5万円
- 酒類(飲み物も含む):約8千円
5人家族の場合
平均食費:約9~10万円
内訳
- 食料品:約7万円
- 外食:約2.5万円
- 酒類:約3千円
子供がいる家庭では、子供の年齢によって食費が大きく変わります。食べ盛りの子供がいる場合、平均より高くなりがちです。
食費を節約するコツ
食費を抑える2つのコツについて解説します。
外食の回数を抑える
すぐにでもできる節約術は、外食の回数を抑えること。例えば月に3~4回の外食回数を1回減らすだけでも、数千円から時には1万円以上節約することができます。
家計簿アプリで食費を項目別に管理する
食費がどの程度かかっているのか、何を買っているのか、家計簿をつけて食費を「見える化」することも、節約に効果的です。
家計簿をつけることで、気が付かないうちにうっかり買いすぎていた物など、節約できる部分を把握することができます。最近では家計簿を簡単につけることのできるアプリもあるので、活用してみてください。
食費は項目別に管理して内訳を把握しよう
食費は同じ人数の家族でも、家族構成や生活スタイルによって変わるもの。しかし、平均や他の家庭の内訳を知り、食費の内訳を管理して把握することで、自分の家庭の食費を見直し、節約できる部分を見つけることができます。
今まで食費をざっくりとしか管理していなかったのであれば、一度項目別に分けて管理してみましょう。