新婚夫婦の家賃相場はどのくらい?注意点や適正な間取りを解説
今まで1人暮らしだったり実家暮らしだったりという方にとって、2人暮らしの適正な家賃って判断が難しいですよね。また、地域によっても家賃の相場は大きく変わります。今回は、新婚夫婦が住む家の家賃相場について解説します。
地域別、家賃の相場はどのくらい?
まずは、地域別の家賃相場を紹介します。代表的なエリアとして、東京・大阪・北海道・新潟・福岡の相場価格を以下の表にまとめているので、参考にしてください。
エリア 家賃相場
東京 約7.1万円
大阪 約6.0万円
北海道 約4.7万円
新潟 約5.0万円
福岡 約5.5万円
やはり東京は、相場価格が高額となります。隣の神奈川県の家賃相場は6.6万円とやや抑えめになるため、家賃を抑えたい方は検討してみてもいいかもしれません。
物件を決めるときの注意点
新婚夫婦が物件を探す際は、家賃の金額以外にも、気をつけなければならない点があります。ここでは新婚夫婦が部屋探しをする場合、押さえておくべき点を紹介します。
家賃は手取りベースで決めよう
部屋探しをする場合は、月収に合わせた物件を探すことがほとんどでしょう。よく、家賃は収入の3分の1といわれます。しかし、このとき注意したいのが、額面の給与ではなく「手取りの額」を収入と捉えることです。 総支給額は所得税や社会保険、住民税などが引かれる前の金額です。手取りの金額は総支給額よりも安くなるため、こちらを参考に家賃を考えましょう。
光熱費や管理費なども考慮しよう
生活するうえで必要となる固定費は、家賃だけではありません。光熱費や管理費なども発生します。経済的ゆとりがある生活をしたい方は、これらの固定費も手取り金額から引いておくといいでしょう。 そのうえで3分の1未満で住める物件を探すと、家賃の負担も軽減できるでしょう。
新婚夫婦に適した間取り・立地は?
新婚夫婦が住むのに適した間取りや、立地の物件とはどのようなものでしょうか。ここでは多くの新婚夫婦が選ぶ間取りや立地を紹介します。
新婚夫婦にぴったりな間取り
そもそも新婚夫婦の場合、広さはどの程度確保すればいいのでしょう。『SUUMO』が調査したデータによると、新婚夫婦の34%以上が1LDKの物件を選んでいることが分かりました。
1LDKの次に多いのが2LDKで、22%です。次に多い2DKは14.2%であり、このことから約70%以上の新婚夫婦が2LDK以下の物件を選んでいるとわかります。
新婚夫婦にぴったりな立地
立地においては、互いの勤務先の中間地点としている夫婦が多いです。収入の差などに関わらず、通勤の負担は同程度にしておくことが、円満な結婚生活のコツでもあります。
また帰宅時間が遅くなりがちな場合、駅から近いことは重要なポイントです。特に女性がひとりで夜道を歩くのは危険なので、できるかぎり帰り道の明るさなども考慮するいいでしょう。
新婚夫婦の家賃相場は手取りの3分の1!
新婚夫婦に最適な物件をまとめると、以下のようになります。
- 手取りの3分の1の家賃
- 2LDK以下の間取り
- お互いの勤務地の中間地点
- 駅からできるだけ近い立地
これから物件探しをする方は、上記の条件に考慮して選んでみてはいかがでしょう。