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子供の障害の原因は親にあるのか?遺伝子的・環境的要因を解説!

子供の障害の原因は親にあるのか?遺伝子的・環境的要因を解説!

ときには、子供が障害を抱えて生まれてくることがあります。生まれた子供が障害を抱えていると「自分がいけなかったのか」などと、自責の念に囚われてしまう親もいるかもしれません。では子供が障害を抱えて生まれてくるのは、何が原因となっているのでしょう?

子供が障害を抱える2つの原因とは?

子供が障害を抱えて生まれてくることと、親には関係があるのでしょうか?ひと言で「障害」といっても、さまざまなものがあります。ここでは「自閉症スペクトラム障害」を例に挙げ、子供の障害の原因を説明します。

遺伝子的要因とは?

多くの障害と同様に「自閉症スペクトラム障害」も、はっきりと原因が特定させているわけではありません。しかし「自閉症スペクトラム障害」の場合は、遺伝子と関係があると指摘されています。自閉症にかかっている人の近親者には、自閉症スペクトラム障害の発生頻度が上がるとされています。

環境的要因とは?

環境的要因とは、化学物質や食事など外的な要因のことを指します。具体的な要因としては、以下のようなことが挙げられます。

  • 妊娠中の喫煙
  • 偏った食生活
  • 妊娠35週未満の早期出産

もちろん、上記のいずれかに該当していたからといって、必ず障害を抱えるわけではありません。あくまでも「要因」のひとつです。しかし喫煙など、避けられるものはやはり避けるべきでしょう。

子供の障害にはどんな種類がある?

ご存知のとおり「障害」といっても、さまざまなものがあります。ここでは、子供の障害として代表的な「発達障害」について説明します。3つの発達障害において、それぞれの特徴を解説するので、参考にしてください。

ADHD

ADHDつまり「注意欠如・多動症」とは、発達障害の一種です。具体的には、自分の感情をコントロールできない、他人の感情を汲み取れない、物事に集中できないなどの特徴があります。 しかし近年では、サポート次第で学校に通って友達を作るなど、障害のない子供と同じように生活できると言われています。

ASD

ASDとは自閉スペクトラム症のことです。対人関係が苦手なことや、何かに強いこだわりを持つといった特徴があります。 ASDの子供は、得意、不得意な分野がはっきりと分かれているケースが多くみられます。そのため、家族ができるサポートとしては「得意なことを伸ばすこと」を意識しましょう。

LD

学習障害(LD)とは、聞く・話す・読む・書く・計算などの能力の発達が遅れることが多々あります。そのため学校などでは、学習到達度が周囲の生徒よりも遅れてしまう可能性も。LDの場合、本格的な学業をスタートするまで、障害を発見できないケースが多々あります。
そのため、障害ではなく「努力が足りない」などと誤認してしまう可能性もあります。早期に障害を発見することで、本人が自信をなくしてしまうことなどを防げるでしょう。

支援制度についても事前に知っておこう!

子供が障害を抱えていた場合、最も重要なのが「支援制度」について、しっかりと理解していることです。もちろん家族の支えも大切ですが、親の力だけで育てようと考えてしまうのは要注意。しっかりと専門家のアドバイスを受けましょう。

子供の障害の原因は、親にはない!

子供に障害があるからといって、親が自分自身を責めるべきではありません。何よりも大切なことは正しい知識を得ることと、専門家によるサポートを受けることです。原因にばかり目を向けず、今後どのように育てていくのかを事前に考えておきましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

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Hanakoママ編集部

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