2歳児が冬でも外遊びをしたほうがいい理由とは?注意点も紹介
寒い冬は外に出るにも風邪をひかないか心配で、外遊びをする機会も減ってきます。しかし冬だからこそ、外遊びをしたほうがいい理由があるのです。今回は2歳児でも冬に外遊びをしたほうがいい理由を、注意点とあわせて紹介します。
2歳児でも冬の外遊びはしたほうがいい?
寒い冬に外遊びをするのは、風邪などの心配から避けてしまいがちです。もし子供が遊びたがった場合、冬でも外遊びをしたほうがいいのでしょうか。ここでは外遊びのメリットと注意点について見ていきます。
外遊びのメリットとは
外遊びのメリットは以下のとおりです。
- 自然の変化を感じることで五感が磨かれる
季節ごとの変化や外に出ることで見るもの、聞くもの、触るものなどから刺激を受け、五感が発達し、感性が豊かになります。
- コミュニケーション能力を養える
人と触れ合うことで、コミュニケーション能力が高まります。同じ歳ぐらいの子供と接することでも刺激になり、他者との関わり方も学べるでしょう。
- 体力の向上と強い体がつくれる
2歳児になると行動も活発になります。外で遊んだり走り回ったりすることで、バランスよく体を鍛えられ体力も向上していきます。
- 熱中症や虫刺されも心配なし
冬は夏に比べると気温が低いため、熱中症のリスクもあまり高くありません。また、夏場のように外に出る際に防虫対策の心配もないのです。
外遊びの際の注意点とは
外遊びをする際には、以下の点に注意しましょう。
- 動きやすい服装をする
セーターや厚手のコートを着込むより、暑くなったらすぐに脱げるように薄手の服を重ね着しておきましょう。また飾りやヒモ、フードがついたものは引っかかってケガをする可能性が高いため、避けたほうが無難です。
- 汗をかいたらすぐに着替える
夢中になって遊んでいるうちに、子供が汗を大量にかいてしまうこともあるでしょう。汗をかいたままにしておくと、汗がだんだんと冷えてきて体を冷やしてしまい、風邪をひく原因になることもあります。
汗をかいたらすぐに体を拭いて着替えられるように、何枚かタオルや着替えを準備しておきましょう。
- こまめに水分補給をする
夏に比べて冬は熱中症の心配は低いのですが、全くないとはいえません。大量に汗をかき、水分不足になれば、熱中症のリスクは高くなります。
汗をかいたときやそれ以外でも、こまめな水分補給をさせましょう。そのとき冷たい飲み物よりも、体が冷えないように常温の飲み物のほうがおすすめです。
- 手洗いとうがいの徹底
外から帰ったら、手洗いとうがいを忘れずにさせます。歌いながら手洗いするなど、親子で一緒に楽しくできるように工夫するといいでしょう。
【2歳児編】冬の外遊び3つ
2歳児と一緒にできる外遊びには、どんなものがあるのでしょうか。ここでは3つご紹介します。
1.かけっこ
寒い外でじっとしていると、ますます体温が下がってきます。そこで体を温めるためにも、子供と一緒にかけっこするのもいいでしょう。「よーい、どん!」で一緒に走ってもいいですし、追いかけっこも楽しそうです。
ただし汗をかいたらそのままにせず、拭いたり着替えたりしましょう。
2.公園の遊具
2歳になると、公園にある遊具でも遊べるようになります。なかでも滑り台は、大人が手を添えれば小さな子供でも遊べるため、2歳の子供なら十分に楽しめる遊具です。
夏場のように滑り台自体が熱くなって遊べない、ということもないため安心して遊べます。
3.木の実や落ち葉拾い
秋が終わると木がたくさんある公園には、落ち葉がじゅうたんのように落ちていることも。その中をカサカサと落ち葉を踏みながら歩いたり、いろいろな形の落ち葉を拾ったりするのも冬ならではの体験です。
どんぐりなどの木の実を見つけて拾い集めるのも楽しいでしょう。
冬でも親子で外遊びを楽しもう
冬の寒い日に外に出て遊ぶのは、ついついためらってしまいがちです。しかし冬にしかできない外遊びもいろいろあります。注意点に気をつけ、ぜひ親子で冬の外遊びを楽しみましょう。